1000万円貯めた友達。
みんなで褒め合いました。
両親離婚。
家族疎遠。
結婚をしていない。
もちろん子供もいない。
本気の一人で生きている人。
「これでちょこっと安心の端っこの糸つかんだかしら?」と苦笑い。
その友達が病気になった。
病気とかケガというのは困った物で、
病院で「良くなりましたね」と言われても、働けるまでの療養の時間の方が遙かに長い。
保険には入っていたけれど、
通院、生活保障が間に合う訳がない。
そのような保険に入ると毎月が莫大な支払いになるので。
「笑うしかないわよ」
・・かも知れない。
どんどん貯金が減り、顔色も変わってくる。
痩せて痩せて・・
不安が増える。
実は私も似たような経験をして、
本当に困った時がありました。
「どうなるのかしら・・私」状態の毎日で、やっと身体が戻ってきたときは嬉しかったです。
ほんの少しの幸いが
「外に働きに行かなくても収入が少しあったから」なんとかなりましたけれど。
外に働きに行く人はもう収入0円
節約してやっと貯めた1000万円消えていく。
病院の治療代が凄すぎて、
身体の他に心も壊れそうになるのはとってもわかるし。
私たちの世代。
昔と違って年金はとっても安い。
周りで聞いても平均で7~8万円。
良くても10万円もらえる人は良いようです。
7~8万円で家賃は払えないし。
将来どうなるの?です。
ですから思うのは、
貯金が少なくても健康な身体があればバイトにも行ける。
70歳手前でローソンにバイトをしている男性も知っているし。
貯金の額をものすご~く重きに考えるより、
健康であることに意識を持つことなのでしょうね。
50年も同じ身体を使っていたら当然あちこちに支障がでてしかたないけれど、
ある友達が
「たくさんお金がある人とまったくお金が無い人は強いわよ」と言っていた言葉を思い出す。
ただ、まだどちらの境地にもなったことがないので本気でその気持を語ることはできないけれど、
手元のお金で静かに静かに生きて、
70,80歳でも収入があるように今からでも準備は遅くない、と思っています。