診断名が「若年性アルツハイマー」。
え?56歳で?…のお話。
半年前から急に仕事ができなくなり、できたとしてもバラバラ。
突然いなくなったり、帰宅困難になり警察のお世話になったり…
失禁も時々あり、自分で服が着られない。
なぜかと言うと…着る順番がわからない。
袖に首を入れたりする。
ズボンを着ようとする。
なぜ靴を履かなければならないかわからない。
自分がわからないし、注意される理由もわからない。
急に腹がたつ。
イライラする。
人に当たる…
…が、自分のご主人、奥さん、両親ならまだしも…
再婚予定の相手なら…どうしますか?
別れますか?
このまま入籍されますか?
そしてお互いに子供はなく、身寄りもない。
身元保証人はこの人しか居なくて…
私ならどうするかしら…
この先の介護負担は莫大。
…友人のお話でしたが、結局話をしていて出た答えが、
病気になるまでの間にしたいことをしておかなきゃダメね…という人生観を確認しました。
いつ誰がなってもおかしくない病名。
自分がアルツハイマーになれば…貯金なんてなんの役にも立たない。
お金があっても自分が消えるから。
悲しいな…自分がわからなくなる自分って。