老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

一病縁変

人は生きているうちは病気になります。

悲しいかな、それが生きている証明の一つでもあるのです。

 

病気になんてなりたくないですが、なってしまうのが切ないですね。

私はまだ健康な方でして、家系には長期に渡り大変な治療が必要な病名は少なく、知人、友人、お客様の話をお聞きするととっても幸せな方だと言えます。

 

お客様のお話で、病気になったことを人に話すと病気をもらう、因縁をもらうなど言われて、付き合いや縁が大きく変化することが多いようです。

学校などで同じ病名の子供が連続してあった場合はなおさらのようでして、絶対感染しない病名なのにSNSで広がり学校全体からイジメにあい人間関係が粉々になる場合もあるそうです。

 

友達も一気に変わったりします。

病気になったことを話すと…数名の人が消えます。

でもそこで辛いですが、気がついて欲しいのです。

本当に自分を大切に思ってくれている人だけが残ると。

ある女性は実家と疎遠で、一人暮らし。

突然の発病…会社からは退職を匂わされたそうです。しかし会社で苦手だった女性が彼女に話しかけてきて、同じ病名の経験があり、一番心配してくださって仕事や病院での生活を助けてくれたそうです。

早期復職。しかし会社の本音、まわりの態度がわかり、転職。

助けてくださった女性と共に新しい職場でしょうか頑張っています。

 

夫婦間でもあります。

病名を夫に話してからまもなく夫の態度が変わりました。

新しい彼女ができたのです。

「お前の面倒を見ているが俺の面倒を誰が見てくれるんだ」と言われたご主人もおられます。

乳ガンで胸を切除、抗がん剤治療…

ご主人は「お前を受け入れられない」。

 

現在は無事病気を克服。子供たちとともに家を出て幸せに暮らしています。

 

病気から学ぶことは辛いことが多いですが、本当に愛してくれる人を知ることができる機会かもしれません。