akito3510さんのブログを読ませていただきまして、思い出したお話です。
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墓じまいのお話です。
そうなのです。墓じまいはいろいろ人間関係とお金が絡まるところなのです。
ある人のお話です。その方がお墓を整理することになったそうです。
お墓の場所がとんでも無く遠く、山の中。車が無いといけない状態。
自分で運転もままならない年齢になり・・
家族会議でお墓を整理して一つにして、今住んでいる都市に移動、ということになりました。
菩提寺からの許可を頂きまして、その後墓石の処分にお金が莫大にかかると知りまして新しいお墓を建てるお金もかかったし、お休みをもらってお墓の移動のために何回も行き来する休みももらえるわけでもなく、お墓を自分達で壊して処分しようという結論になったそうです。
つまり魂抜きをしていただいた後に
ハンマーで叩いて破壊しを細かく砕いて壊したそうです。
「(いろんな意味を含めて)大丈夫だったのですか?」と聞くと、
「本当にお金が無くてね、でも説破詰まったんですよ」
実は・・そのお墓に入りそうな事由が迫っていたということもあったそうです。
兄弟二人でハンマーで叩き、砕いて一輪車に積み込み・・・トラックに積む。
それを何時間もかけて・・
手が大変な事になったそうですが無事終了。
「あのあと、何も起きなかったよ」というお話でした。
そして一つにまとまったお墓はとても綺麗になって自分の気持ちが落ち着いたそうです。
そのお話をお寺さんにお話しすると「よく壊せましたね」とびっくりされたそうですが。
(普通は工具で壊すのでしょうけれど)
今のその方は病気もせずに落ち着いて生活されております。
お墓を一つにまとめ、いつもお参りができるようになったからでしょうね。
このお話を聞いたときに思いました。
お墓はできるだけ早いうちに親戚で話し合い、結論を出して整理するべきだということを。
年を重ね、体力が弱わると動けなくなりますし、発言権はあるもののお墓を守ってくれる人に決定権は渡さなければならないと思います。
子供たちにややこしい問題をおいてあの世へ行くことは負担になりますので出来るだけ早めにお墓の問題等整理されることをお勧めさせていただきます。
あ、もちろん正規の書類等が発生する場合はプロの方を頼んでくださいね。
揉めごとをあの世から見なくて済むように。