老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

無断欠勤の果てに・・

このご時世、

「熱が出ましたから休みます」は微妙~な発言。

う~ん、新型コロナ・・云々にとても繊細、神経質になっている時期なので、みんなで

「・・・じゃないよね?」と疑いの空気が出て当たり前。

 

まだ死にたくは無い。

まして・・肺炎の苦しみなんて味わいたくない。

 

マスクは自宅以外は必須。

職場はお昼ご飯を食べている時と水分補給の時だけマスクをずらしている。

それもほんの数分・・・

 

風邪にならないように体力温存と疲労を溜めないために早々と寝る。

「食べて、寝て、起きて、働いて、そして帰宅して、食べて、お風呂に入って、すぐ寝る」

今私は8時間びっしり寝ています。

 

病気になったらどうするか、よりも

予防がどれだけ大切か、ということを経験上知っている人間が多い職場なので、みんな余計な会話や行動、思考は止めている。

働くだけ。

私より年上の人にはあまり言わないけれど、年下の人で理解してくれそうな人には

「仕事はしなければならないけれど、この時期、取れないような疲労を作ると抵抗力が下がるから、疲れないぐらいに仕事をしようね。遠回りな言い方をしているのをわかってもらえるかなぁ~~~」と笑いながら説明しています。

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40代女性が

「熱を出しましたので休みます」と責任者にメールが来ました。

え?メール???

休むのに電話ではないの?

メールでいいの??

時代は変わったのね。

 

すぐさま補充のために人員確保連絡。

う~リーダーさん大変。

 

そして責任者が対応に追われる。

・・と、

「明日は大丈夫?」という空気が現場に流れる。

 

明日来てほしいという気持ちと、

明日来ないで欲しいという気持ちと・・複雑になるのは当然。

 

インフルエンザか、それとも新型か?

それとも普通の風邪か。

 

もちろん明日は我が身。

いつ移されるか、お~怖い。

しかしここは高齢者も働いて居る職場。

「移されたくない」は当然の気持ち。

 

風邪だろうが、新型だろうが・・苦しむのは嫌。

 

そして「熱で休みます」の女性が・・次の日無断欠勤。

 

社内で大きく取り上げられるわけでもなく、

「そうなのね」で終わり。

 

来たくなかったのか、

何かあったのか?

嫌なことでもあったのか?

でも・・本当は熱があったのか?

 

まぁ・・大人が沢山いるってことは静かに物事が進む、と言うことで一日の仕事が進みます。

 

そして後日、

「たとえ(無断欠勤した人が)明日出勤してきたとしても会社側からの回答は無責任な行動に対して今後の勤務はありません」との事でした。

え?それって無断欠勤の人とまだ連絡が付いていないの?

え・・・

 

 

辞めればいい、というのは辞める側の言い分かもしれないけれど、せめて連絡はしないと。

この清掃の世界・・同じ清掃会社が入っているところは沢山ありますし、働いている人達もあちこち渡り歩いているし、友人、知人がいますし。

「そこで働いて居たのよ」という会話が結構あるので、意外に世界が狭いということを知らないと・・ね。

 

「こんな人、知らない?新しく入ってきた人なんだけれど」という会話も成立します。

 

自分の経験と信用はどこへ行っても大切な財産です。

それを失わないような大人の行動を取ってもらいたいものです。