老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

コロナで起きている清掃の現実

「ホテルの稼働率は10パーセントです」と派遣会社の方のお話。

つまり300室あるところで30室しかお仕事がない。

 

え~それではホテルの経営をやっていけない。

「派遣は切られていますか?」と伺うと

「いえ、今人を切ると忙しくなったときに人が戻ってこないので今は確保をしている時期なのです」と言われ、

「それは大変ですね」と話すと

「半年過ぎたらきっと良くなると思いますのでそれまで耐えるつもりです」

いやいや・・そんなに現実は甘くない。

だって・・ワクチンを作るまで1年~1年半。

あのですね・・

それまで国のいうことをきちんと聞いて自省できる人が圧倒的にいるとしてもほんの少しの人が街を歩き回って広げているのに。

 

とにかくワクチンが出来るまで静かに、静かに・・

でももう私も移っているかもしれないし(苦笑)

とにかく人にうつしたくない。

それが人間としてのエチケット。

 

それと某マンションでは住人さんや防災センターの人、それと清掃員が新型コロナに感染したというお話さえもある。

 

とにかくできるだけ人と接触しない静かな職場に行くしか命を守れる方法がない。

「都会の方へ行くお仕事は遠慮します」とお願い。

「わかりました、ご自宅から近くて電車移動も短い場所へ配置します」とお話を頂きました。

電車通勤は嫌いではないのです。

今は桜のピンクの色を見つけながら楽しんで乗っているのに、コロナのせいでその時間を楽しむのも無くなってしまっている緊張感。

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・・・ということでいろいろな理由で人が足りなくなった場所へ行くことになりました。

今度は敷地面積が広くて静かで子供がゆったり育てられる環境のマンション。

「呼吸が楽になりますよ~~」と言われまして、確かに場所を見るとあら素敵。

 

前任者が辞めた理由は

「コロナが移りたくないので通勤したくない」

うん、わかる。

 

お仕事は掃除をするのみ。

それもマイペース。

周りから情報を集めると年配の方が静かにお掃除をしている場所ということ。

 

「わかりました。細かい条件を教えてもらえますか?」とお願いして、内容確認。

時給も上げてくれるということで行くことにしました。

・・と言ってもここが定着ではない“らしい”

急遽人が足りないところへ行くのが派遣のお仕事なので。

 

 

清掃の会社もそろそろマスクが無くなってきました。

でも、気持ちは医療関係者に先にマスクをと強く思っています。

 

私はそうでもありませんが、他の清掃員さんは手荒れが増えてきています。

手洗いの回数がとっても多いので。

私はゴム手袋愛用者ですからそれで救われています。

 

それといつも思うのですがお昼のお弁当を見ていて、栄養のバランスが良い人は覇気が違うわ、と思っています。

みなさん前の日に余ったおかずを入れてこられるのですが、おにぎりや炭水化物だけでお昼を済ませている人は

「しんどい」

「疲れがとれない」という言葉を発せられます。

 

疲れが取れないとコロナに対しての抵抗力も落ちてしまうので気をつけなければならないと思います。

でもどうしても

「仕事がしんどい」というカタチで片付けられているようです。

 

私は諸先輩を見ていて学ばせていただいています。

80才を過ぎて働いて居る先輩の歩き方は颯爽としていました。

きっとあの女性はコロナが移ったとしてもきっと元気で乗り切ると思います。

 

努力して居る人には必ず健康な未来があると思っています。

だから今は我慢、がまん。

 

今日も明日も・・静かに家で身の周りのことを整理していきます。