カフェでのんびりしていると後ろから女性二人の会話。
どうやら友人同士で、はっきりと話す方の一人がもう一人の相談を持ちかけられた女性に保険の支払いの節約を進めているらしいです。
生命保険、
がん保険、
他、保険の事が次々出てくる。
「そんなに掛けていたらお金が足りないに決まっているでしょう」と言われて、
「だって将来不安でしょう」と話し返している女性。
はっきりと話す方の女性が
「はい、家賃は?
光熱費は?
食費は?」
と次々に質問しているけれど、その金額がはっきりと回答できない。
つまりお金の管理能力が少し足りないようになっている現状みたい。
「不安にお金を払っていたらだめよ。節約して今を生きて行くためのお金だけにしていったら毎月きちんと暮らせるじゃない」と言うのをそばで聞いていて
「ごもっとも」と私も思った。
いくら貯金をしてもあの世へ持って行けない。
お金がないと将来の不安・・と言うけれど、お金があっても将来は不安。
とにかく働ける身体があればお金は入っていく。
ちなみに保険に入っていたら安心、と言われますが、病気になって身体が動けなくなっても一部の保険以外は保険の支払いは止らない。
つまり払い続けることから逃れられない。
私は大きな保険を最近辞めました。
その理由は・・65才から70を過ぎても年金がもらえるというものでしたが、ある方に
「70才を過ぎて年金がもらえたとしても、それまで生きているかどうかわからない。
つまり掛けた分も受け取れないかもしれない。
それは損だと思う。
それなら今手元に持った方がいいし、将来年金でもらうならまだしも、余命宣告されて解約した時に一括で下ろしたときの受け取りの時にかかる税金も変わると思うし、今整理して、あの世へ逝ってからの書類を身内にさせたりする負担を減らしたり、お金を持っておいていつでも使えるようにした方がいい」と教えてもらったからでした。
生命保険とがん保険のみのシンプルにしましたよ。
(身内さん、2社の書類手続きよろしくお願いします)
そして掛け金がその分減ったので毎月の負担も減りました。
手元には現金。
二人の女性が会話して1時間を過ぎ・・
はっきりとお話する女性が
「ほら・・今の収入で生活できる数字になったでしょう?」と促している。
「本当だわ。これなら静かに生きていける」
良かったわね、良いお友達を持って。
数字はみんな苦手だけれども、でも視覚化してはっきりさせると不安材料がなんなのかわかる。
漠然とした不安が薄くなる。
何にしても、健康であれば生きていける。
アルバイトはいろいろある。
まず足りなくならないような生活の数字に整理して、
そして最大の宝物、『健康』を守っていける食生活を保つことが先決と思っています。
相談されていた女性の声が少しずつ軽くなるのがわかりました。
『安心』に近づきましたね。