老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

若くても…命の話

美容室へ行きまして、

病気のお話になりました。

 

30代前半のお客様のお話です。

胸に違和感があり、乳腺クリニックへ予約を入れたそうですが、一ヶ月待ちと言われて待っているとまもなく手が上がらなくなり、すぐ見てもらえるように話し…

そして…結果が乳がん

すく専門病院へ行き、検査になり…

ステージ4。

すでに転移。

手術できない場所と言われたそうです。

 

先生からはリンパを切除と話されたそうですが、本人は拒否。

一人暮らしで仕事を辞め、好きなことをして今暮らしているそうです。

 

「かける言葉がなかったです」と美容師さん…

私もなにも言えないわ…

泣いても、

泣いても、

泣いても…

何も変わらない。

人の話を聞いているだけで泣ける…

 

これからの症状が不安…

苦しみ…

痛み…

 

私なら…どうなる?

精神状態…

仕事を辞められる?

一人で居られる?

 

聞いているだけで辛い…

そして…きっと夜が来るのが怖い…

明日は生きているの?私、と繰り返す自分に耐えられるかどうか…


f:id:hanahanakororin:20210817191634j:image

 

そしてもう一人…

やはり30代前半の女性。

ある場所(ネットなので書けなくてすみません)に何か触れるので、病院に行くと

「ガンですが、場所が場所だけに手術が難しい」と言われたそうです。

 

あちこち病院を探しているそうですが、受けて頂けるところがなく…

でも探しているそうです。

その間の気持ちを考えると…

辛いとしか言いようがない。

 

病気になったときに困ることですが、

病院を探すこと。

 

しんどい体なのに…探すって…

 

 

 

市のがん検査の年齢をもっと下げて

「がん検査に行きましょう」としてほしい。

若いから大丈夫なんて…間違いですから。

 

 

美容師さんが

「毎日好きなことをして暮らすことをしています」と話してくださいました。

 

そうですね…それしかない…

 

そして改めて

「私は何がしたい?何が好き?」と帰り道考えながら小雨の中、ゆっくり歩いていました。

 

止まない雨はないけれど、

病みの苦しみの雨は…傘をさしても心濡らし、命の温もりをも奪って行くのですね…