美容室へ行きまして、
病気のお話になりました。
30代前半のお客様のお話です。
胸に違和感があり、乳腺クリニックへ予約を入れたそうですが、一ヶ月待ちと言われて待っているとまもなく手が上がらなくなり、すぐ見てもらえるように話し…
そして…結果が乳がん。
すく専門病院へ行き、検査になり…
ステージ4。
すでに転移。
手術できない場所と言われたそうです。
先生からはリンパを切除と話されたそうですが、本人は拒否。
一人暮らしで仕事を辞め、好きなことをして今暮らしているそうです。
「かける言葉がなかったです」と美容師さん…
私もなにも言えないわ…
泣いても、
泣いても、
泣いても…
何も変わらない。
人の話を聞いているだけで泣ける…
これからの症状が不安…
苦しみ…
痛み…
私なら…どうなる?
精神状態…
仕事を辞められる?
一人で居られる?
聞いているだけで辛い…
そして…きっと夜が来るのが怖い…
明日は生きているの?私、と繰り返す自分に耐えられるかどうか…
そしてもう一人…
やはり30代前半の女性。
ある場所(ネットなので書けなくてすみません)に何か触れるので、病院に行くと
「ガンですが、場所が場所だけに手術が難しい」と言われたそうです。
あちこち病院を探しているそうですが、受けて頂けるところがなく…
でも探しているそうです。
その間の気持ちを考えると…
辛いとしか言いようがない。
病気になったときに困ることですが、
病院を探すこと。
しんどい体なのに…探すって…
市のがん検査の年齢をもっと下げて
「がん検査に行きましょう」としてほしい。
若いから大丈夫なんて…間違いですから。
美容師さんが
「毎日好きなことをして暮らすことをしています」と話してくださいました。
そうですね…それしかない…
そして改めて
「私は何がしたい?何が好き?」と帰り道考えながら小雨の中、ゆっくり歩いていました。
止まない雨はないけれど、
病みの苦しみの雨は…傘をさしても心濡らし、命の温もりをも奪って行くのですね…