老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

古さは笑いを作ってくれる。

このマンションは古い。

多分、この周辺の建物のなかでも古い方だと思う。

お向かいの戸建ての築年数も古いと思う。

きっと同じぐらいに建ったと思う。

 

住んでいる人たちを見たらローンの長さを実感できて、地域に長くおられたことがわかることだから。

そして何より建物のデザイン、小物など懐かし…と思える物が私からみて癒しになる。

 

ただ古いから昔から住んでいる人たちはとっても穏やか。

流石に年を重ねている人たちは礼儀正しい。

そして古さをあえて受け入れて入居してきている人たちはこの場所の利点をちゃんと知り、活用して、日々を過ごしている…

 

 

ほぼ部屋の中は落ち着きました。

気がついたことは…

前のマンションから持ってきたもののいくつかが、色があせていること。

 

真新しい白い壁紙はそばに置いた物の“古さ”を知らせてくれる。

 

 

引っ越しをしてから数日過ぎ、掃除機をかけようとコンセントにプラグを刺した瞬間ポロッと何かが手に当たりました。

え?と思ったら…

これ、


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きゃ!

コンセントカバーが外れたわ。

 

普通なら

「え!何なのこのマンション」になるかもしれないけれど、

ここは古いから

「これか〜」とクスッと笑える。

やっぱり、予定どおり古いから壊れる。

何かしら、壊れる。

了解ズミ。

 

そして管理会社さんへ連絡。

現代はかなり昔より進んでいて、写真をLINE で送ればその対応がLINEに来る。

 

素晴らしい〜

そして一週間。

 

修理に来られまして、コンセントを開けてみると…

経年劣化で中身も壊れていまして、

「これ、部品が…合わないです」と言われまして、新しいのを買いにお店に行かれました。

そして直して…

完了!

 

「いや〜手こずりました。またどこか壊れるかもしれません」と言われたので

「年も年ですからね、でもそれがかわいいと思っています。その時はまた来てください」と答えました。

 

壊れて当たり前。

それを受け入れられる人は“壊れる”を笑えることに変えることができるので生きていく上で“腹が立つ”ことも少ないかもしれません。