老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

『こじんまり運動&ストレッチ(自分で命名)』

地下鉄のエレベーターに向かっていると前に両脇に松葉杖を使って歩いている20代男性がいまして、

先回りをしてエレベーターのボタンを押して、

「ゆっくり歩いてきてね~」と声を掛けました。

「ありがとうございます」と言いながら歩いてきて、

やっとエレベーターに到着。

 

よく見ると両足が外側に開いていて、

体重をあまりかけない歩き方をしているので、骨折にしては変だな・・と思いながら

「足を折ったのですか?」と聞くと

「いえ、肉離れです」と言うので

「え?(・・にしても両足に松葉杖?)」と思ったら、

「両足を肉離れしたのです」。

 

え~~~~~~~~~~~~!!!!

両足ですか?

一緒にですか??

それはそれは・・ものすごく大変。

 

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両足ですよ、両足。

ほんの少し体重をかけて体を移動させるってどれだけ大変か。

 

ふくらばぎ・・

ああ、ふくらはぎ。

 

もし自分がなったらどうなるか。

考えただけでも恐ろしい・・

 

 

私は毎日、仕事の前、途中でふくらはぎとアキレス腱のストレッチをします。

現場でストレッチに向いているところでしています。

誰もいない場所で筋を伸ばしています。

エレベータでは壁に手をかけ体を押し、

洗面台のところでは鏡をきれいに拭いた後に、マスクを外し、顔の筋肉をめいいっぱい動かしています。

 

帰り道でも少しの張りを感じてきたらその場所で行います。

それと地下鉄を待っているときなど足首を回します。

突然始める変なおばさんです。

 

仕事は靴下とズボンははいていますが、冷房の関係でちょうどふくらはぎが露出してしまうので、触ると冷たいことが多いので特に警戒しています。

家にいても靴下は履きます。

でもふくらはぎが冷たくなります。

揉みます。

足首を回します。

寝る前はストレッチをします。

固くなったら動けなくなるのと、

それと急に動かすとそれこそ骨折、肉離れが待っているからです。

 

ちなみに、この写真の女性のポーズより、私はもう少しべたッとつきます。

 

 

整骨院の先生に

「この整骨院で一番体が柔らかいです」と言われることが心の支えなのと、

「左の脳の指令が鈍いせいか、右足立ちをするときバランス感覚が少し良くないので目をとじて片足立ちができるようにしてください」と言われて訓練をしていたら、お尻の筋肉が痛くなって、自分の筋力の低下を思い知りました(泣)

 

おばちゃんです。

鍛えないと日々老化が確実に進みます。

 

若者のふくらはぎを見ながら

「おいしそう」・・

おっと失礼、

「ああ、素敵、なんて張りがあって美しい曲線を醸し出しているのかしら」と思うのです。

特にランニングをしている老若男女のふくらはぎの筋肉の陰影を見ると萌えます。

触りたい・・

おばちゃんは心の声を感じています。

 

時々“こじんまり運動&ストレッチ(自分が命名)”をしながら生活している自分が、

疲れやめんどくさいと思い、さぼりたくなる心の時に老化が進んでいる諸先輩を見て、

「あの状態にならないように少しでも老化を遅らせよう」と毎回決意を改めるのです。

 

 

老化を自覚されてきているみなさん。

若者や運動をしているみなさんの姿やエネルギーを吸収しましょう。

自分もあんな時があったわ~と思うところから始まり、

若い者には負けたくない、というじいさん、ばあさん根性ではなくて、

一緒に体を動かしている空間がありがたい、と思える“謙虚さ”が大人の美しさです。

 

心のなかで

「がんばれー」というエールを送るのもまた自分の心に何か小さな炎を感じるかもしれません。

 

街のたくさんの人たちや清掃現場の人たちの背中を見るたびに

歩ける、走れるができるって幸せ、と思うばかりです。

 

さぁ、人気が少ないところにきたら

肺に空気を入れましょう。

肺が縮んでしまうのは背筋が曲がってきているからですよ。

 

胸を張って歩きましょう。

だって今まで頑張ってきたのは紛れもなく自分なのだから。

 

いろんなことを乗り越えて、ここまで頑張っている自分を誇りながらちょっとだけ大股で歩いてくださいね。

お尻の筋肉も喜びます。

(私のお尻はまだ痛いけれど、笑)