老後サバイブ〜お迎えが来るまで

コロッとあの世へ逝く準備とボケ防止の刺激を集めています。

耳の奥がちょこっと痛い

4~5日前から左の耳の奥がちょこっと痛み出した。

一日に数回痛かったけれど、もう少し様子を見て、

取り合えず土曜日まで様子を見て、耳鼻科を受診しようと思いました。

 

そして今日は土曜日。

仕事をしていても時々痛い。

 

意を決して自宅近所の耳鼻科をネットで探し、

古くからあって、評判が良いという感じのところへ。

私はネットの評判を鵜呑みにはしないタイプですが、

たまにこの医院の前を通ると患者さんが並んでいるのを見ていたので信用がありそう、と思いまして行きました。

 

私の前に5名様。

「30分ぐらい待ちますが大丈夫ですか?」と受付で言われ、

「はい」と笑顔でお返事。

 

1時間ほど待合室で待っていて、

聞こえてくるのがドア一枚向こうで先生と患者さんとの会話。

 

すべて聞こえてくるのでちょっと生々しい(苦笑)

 

鼻から出てきた物体を先生が事細かく説明している。

他、

なぜこうなるのかということも。

本人が生まれ持ってきた骨格、

日頃の生活云々・・

あ~これならネットの

「かなり待たされます」そのまま。

 

待っている間は本を読んでいたので気にはならないけれど、

診察室から聞こえてきた、私の二人前の人の会話が凄かった。

 

患者さんは2週間薬を飲んでも治らない、ということを言っていて、

先生は

「この病気はどんな大学病院へ行っても、世界中探しても、

この方法で鼻の中を洗浄していくしかないんだよ」という説明。

 

どんどんエキサイトしているのがわかる。

う~怖い・・・

 

カイロプラクティックの先生が私の顔の骨を触りながら

「ここと、この骨が出っ張っているから押し込んでおくから。

いつもこっちの鼻が詰まるのは骨格のせいだよ」と説明を聞いていたので、

痛みが出てきた場合は念のために病院へ。

それで何もなければカイロプラクティックで骨を治すという方式を心に準備していた。

 

言いたい、

治らないのはあなたの骨格なのよ。

先生は炎症を抑えるのが仕事で、

鼻づまりは骨格のせいなのよ、と。

 

詰まるから炎症を起こすのよ。

 

大阪の名だたる耳鼻科へ行ったとしても

洗浄しかない。

・・・という先生の発言を擁護したい部分と、

 

だいぶん前に私の友達が

「私の友達が3か月耳鼻科に通って鼻水が治らなくてね、どうしたらいいかなと思って」と言われたので私は

「ほかの耳鼻科に行ったらいいですよ」と教えた。

「でも、先にかかっていた先生に悪いし」と言うので、

「鼻は脳に近いから早く行かないと手遅れっていう場合の病気もあるのよ」と話し、

その友人に速攻ほかの病院へ行くように勧めたことがあった。

 

そしてその友人さんの病名・・・「ガン」。

 

もう手遅れだった。

顔面を半分削り、

そのため外には一歩も出られなくなった。

理由がすれ違いざまの子供が容赦なく

「顔が変」

「怖い」と泣く。

 

数か月後、その友人さんはあの世へ旅立った。

 

 

 

だからちょっとでも変ならすぐアクションを起こすこと。

違和感はご先祖様のメッセージなのだから、と思っている。

 

もちろん、私の耳も例外ではない。

このまま数日痛ければほかの病院へ行く予定にしている。

 

 

名前を呼ばれ、診察室へ。

 

症状を説明すると

「そのぐらいの痛みで何かの病気ではないと思いますよ。

とりあえず耳を見ますね」と言うことで左耳を先生に見せる。

 

・・・・・・・・・・・・・

「耳はきれいですよ」と先生。

「良かった」と言うと

「ただ、ちょこっとへばりついている耳垢がありますから取りますね、これは自力では取れないので、薬で取りますね」

「ありがとうございます」

 

そしてきれいにお掃除をしてもらいました。

 

「では右耳を」と先生。

見てもらうと

「あ~~こっちはかなり大きいのがありますね」

「え?」

「これはねぇ・・・う~んと・・・ちょっと待ってね、取るからね・・」

・・・そして取って・・

「これです」

「え!」

長さが約2センチ弱?ぐらいの耳の穴の大きさの輪になっている脱皮状態の皮を見せてくれた。

 

あらぁ・・・・

先生上手に取るのね・・・

 

「自力では取れないと思いますよ。素人さんがやると奥に入ってしまうのです」

「あらぁ・・・」

「それでみんな耳の病気になります」

「あら・・・」

「あなたの耳の穴は標準の人に比べて小さいのです。

ですからできるだけ自分で耳掃除をしないようにしてくださいね。

5年に一度でいいので耳掃除に来てください。

ただ、乾いた状態の人ですので、問題はないのですが、

お風呂で耳に水が入ったり、なんらかの問題で耳垢がふやけて耳を塞いでしまうこともありうるのでボォ~~として感じになった時は来てくださいね」

 

へぇ・・

耳の穴って大きさが違うんだ。

というか、耳垢って水でふやけるんだ。

 

とりあえず、耳の中は綺麗。

問題なし。

 

「痛みは気にしなくていいですよ。

本当に病気の人はキリキリとした神経痛みたいな症状です」

 

へぇ・・

 

先生にお礼を言って、退出。

診察料は1300円。

 

お医者さんに耳掃除をしてもらって、

健康状態を見てもらって、

安いと思えるワタシは偉い。

私は集団検診は簡単な診断なので安心できない。

その理由は、検診の先生はアルバイトの人がほとんどということで、

専門医ではない。

 

だから私はパーツ別の専門医に行くようにしている。

そこで納得できなければまた先生を変える、という方式。

 

何かしらの理由で受診した先生に義理立てする必要はない。

先生はただ患者さんを診ているだけなのだから。

 

専門医と言ってもいろいろな“実力”の方がおられるので用心に越したことはない。

 

 

健康保険を収めているのだから、

先手必勝で病気を見つけ治療し、

楽なうちにすべてを終わらせておきたい。

 

「もっと早く受診しておけば良かった」と言わないようにしておきたい。

いろんな人を見てきたからこそ言えるから。

 

 

泣いても笑っても痛い思いをするのは自分自身なのだからさっさと受診して

「早くきてよかったですね、お薬で治りますよ」と言われたい。

 

 

・・ということで私の耳の痛みの理由は、先生には言わなかったけれど、

今働いている場所で

物凄く多弁な先輩がいる影響だと思っている。

うん、きっと彼女のせい。

それしかない(苦笑)

絶対それしかない(大笑)。