前に勤めていた現場の男性(40代)からの相談がきました。
新しい清掃員さんが入って来られました。
2年ぐらいの経験もあり、笑顔も穏やかそうで、
最初は女性の研修担当者が教え、
手順を話すとすぐに仕事もテキパキされる方なので、良かった、良かったと言うことでした。
それから別な仕事を覚えるために、男性の研修担当者に変わり、
慣れてきたために時間も余ってきて…話をする機会と増え、まもなく感じたことが、
この人、怖い。
え?
怖い?
理由を聞くと、
「ここの仕事はもう覚えたし、前の職場の方が良かったし。
それに…」と言って前の職場を退職した理由を男性に話す。
それが、
みんなにいじめられてひどかったから、
精神的な病名の診断書を書いてもらい…
と、あと一つ、
さすがにこれはびっくり仰天の理由で
私もここには書けないわ、と思いました。
「そんな退職の方法があるのね」と男性に言うと、
「その人が言うには、私は今まで私の思った通りにならなかったことはないの、と言うんです」
え〜!
怖っ…
「どうしたらいいでしょうか…」と不安な彼。
ん…
かなり手強いかも、その人。
きっと揉める…
でも彼のためにも何か良い案を出さなきゃ…
①そのまま放置
②上司報告
③取説を作り、主要人物に伝える
④私の案(笑)
彼に選んでもらう。
①、②はどうにもならない、変わらない。
③はある程度の予測と対処法ははつけられる。
④は…
「多分…自然にそうなるかもしれませんね」と言う想像。
「起きそうな時に私に連絡してね」と伝え、
とりあえずの取説を話し合う。
彼が
「何か安心しました」と言ったので私から
「おばちゃんは頑固だけど、扱い方次第。
年を取ると忘れることが増えるけれど、
誰に対しても小さいことでも感謝を忘れてはいけないわよね」と話しました。
前の職場がどうした?
で?
それで?
新しい職場には何の関係も無いのよ。
言われたことを今すぐやることを仕事と言うのよ。
人を怖がらせるなんて、失礼だもん。
と、言うことで、前にお世話になったお礼もあるので、彼を守ってあげたいと思います。