地下鉄に乗り、次の駅で扉が開き、
ちょっと避けて、
また扉に近づくと…扉が閉まり…
え?
何か挟まった!
あ!
私のバッグの紐!!
引っぱっても取れない!
地下鉄は発車するし…
こっち側の扉が開くのは…ず〜っと何個も向こうの駅!
きゃあ〜〜(無言の叫び)
ど、どうしよう!
ん、とにかく引っ張る!
引っ張る!
引っ張る…
う…
取れない…
うえええええ…ん(泣)
でも…誰も助けてくれない。周りはみんな男性なのに…(泣)
困った目線を投げかけても誰も助けてはくれない…
これが本当の都会の人達…
みんなスマホや窓の外を見ている。
でも、
でも、
今、ラッシュ時間ではないのよ。
余裕〜の時間なのよ。
確か大阪って人情とか…
え、誰も助けてくれないの?
仕方ない、
私の運が良くなかっただけ。
助けてもらおうなんて…思ってはいけないわ。
幸い紐だから引っ張ればなんとかなる。
最悪はこっち側が開く駅まで我慢したらいいのよ、なんて思って、冷静にドアのゴムの状態を確認。
…丈夫そうよ、このゴム(ニンマリ)
そしておばちゃんはまた2〜3回緩めに引っ張り、
それからバッグの紐が切れない程度に思いっきり引っ張った。
抜けたぁ〜〜〜〜!
抜けたわよ(無言の叫び)
周りを見るとやっぱりこちらを見ている。
…それなら手伝ってよ…(小怒)
バッグの紐も無事、
目的地の駅に無事到着。
私の周りにいた皆さん。
人が困っている時に知らないフリはやめましょう。
いずれあなたも何かに困る時ガ来るのです。
自分は大丈夫、はありません。
なぜなら…生きている限り何かは起きるのです。
「大丈夫ですか?」の一言で困っている人は少し落ち着きます。
あなたの一言で人の心を救えるのです。
…それにしてもあれだけ引っ張ってキズ1つ出来ないのだから、地下鉄のゴムって丈夫だわ、とつくづく思った私でした。
皆さんも気をつけてくださいね。