腰痛の時に一番強いと言われる湿布。
ロキソニン100㎎湿布。
「ロキソニン数個分入ってますよ」と言われて使っていたのが三年前。
薬剤師さんからも枚数を制限して使うように言われる位のものでした。
若い時に仕事で腰を少し痛めていましたが、特にマッサージだけで大丈夫でした。
ところが急に痛みが大きくなり…
整形病院を5件周り、MRIを見てそれで言われるのは
「ヘルニアだから手術した方がいいですよ。3ヶ月後になりますが」
「え?…」
「また1ヶ月後に来て下さい。混んでますので」
「え?……」
他のところで聞くと
「ヘルニアではないから手術しなくてもいいですよ。リハビリに来て下さい」の診断。
どっちが正しいの??
ロキソニンの湿布を自分で買って貼ってやっと少し眠れて…
寝返りもままならず…
大きな病院へ行っても
「大したことはないし歩けるから痛み止めを飲んだらいいですよ」と。
…痛み止めを飲んでも根本が治らないのは素人でもわかること…
友達に聞き周り、今度は整骨院周り。
…でもよくならず。
思いきってしばらくぶりに話す知人に連絡をすると、あるカイロの先生を紹介して頂きました。
先生から
「手術しても薬を飲んでも、治らないと思いますよ、みなさんそうです。最初は一週間に一回、そのあと様子を見て治療をしましょう」と言われて…パキパキと施術してもらい、1ヶ月に一度になり…2年。
湿布を張るのが少しずつ減り…
全く貼らなくなってもうしばらく過ぎました。
「もう痛く無いでしょう。腰も伸びてるね、ずれも少ないし、いい感じになりましたよ」先生に誉められるようになりました。
泣きそうになりましたよ。
(家では泣きました)
まず痛みを湿布を貼ってでも痛みを和らげながらでも働かないとならないのが普通の人の人生です。
痛みの場所を確実にしてそこを調整して、周りのバランスを治してもらって…
自分でできる筋肉運動やストレッチ、日々に取り入れる生活の基礎運動…
座っていても腹筋を鍛えています。
清掃のバイトは腰痛が…と思われますが、大方の動きをきちんと筋肉をつける動きにしているために腰痛で悩むことはなくなりました。
多少痛みが出かかる?になると自分で調整できるようにしました。
カイロの先生の動かし方を覚えたので。
こっちの方向にこうすると…正しい位置に戻る!(自信あり、笑)
今、膝周りの筋肉をつけることに日々訓練しています。筋肉で立つ、筋肉で座る…
今日湿布の使用期限が過ぎているものを選別しているとあのときの辛さを思いだし、少しうるっと来ます。
そして何より…苦しかった時にいろんな人にいろんなことを言われました。
「もう一生治らないね」など。
かなりへこみました。
でも一番嬉しかったのが
「ご飯食べてるかい?買い物行けてるかい?」と日々の生活を心配してくれたり、買い物や家の手伝いをしてくれた人たちでした。
自分が辛い時に離れて行った人、心の支えとなって助けてくださった人など人の心の奥底を知りました。
ご恩は一生忘れません。
もう私は腰痛を克服していますので今度は私が恩返しをしていきます。
私は使用期限が切れた湿布を捨てます。
腰痛のみなさん。
絶対自分に合う良い先生を見つけてください。
私のように治ります。
清掃のバイトに行ける位になれます。
ちゃんとご飯を食べて、少しでも歩いて…
近所のマンションの花壇に座って休憩してでも歩いてください。
たんぱく質をきちんととり、
「筋肉になるんだ」と念じながら。