寝具の冬支度をしていて気が付いたことが。
あ、そうそう、掛け布団カバーの・・毛布にも使えるものが欲しかったんだわ、と思い、ニトリへ行くことにしました。
まぁ連休なので人が多いことを覚悟していたのですが、
本当に多すぎ。
レジがすでに長蛇の列。
すぐさま引き返してほかのお店へ行き、
ちょこっと下見をしておきました。
そして帰りの地下鉄へ向かうと・・
きゃぁ~~ものすごい人、人、人。
これはマズイわ、と思いまして、
マスクをしっかりつけて、乗車。
ドアのすぐそばの椅子が空いていたので、座ると、
私の隣にカジュアルな服装の若い男性も座り、
ふと入口のところを見ると、年配のとても痩せた女性が手すりにつかまっているので、
私は立ち上がり、その女性の肩をチョンチョンと叩き、
「この席をどうぞ」と勧めると、
女性は
「ありがとうございました」と頭を下げてくださいました。
そして私がドアのところで立っていると、
さっき私の隣に座っていた若い男性が私に
「僕の席をどうぞ」と譲ってくださって
「ありがとうございます」と頭を下げました。
先ほどの年配の女性とちょこっと話していると、
次の駅に到着し、
カジュアルでおしゃれ、スタイルの良い若い女性が乗り込んできました。
すると、さっきの若い男性と声を合わせて
「あ!」と言い合っていました。
どうやらお知り合いのようでした。
不思議な偶然ね~と思いながらしばし隣の年配の女性と連休の込み具合やワクチンのことなど話していました。
私の降りる駅に近づいてきたので立ち上がり、
年配の女性に挨拶をして、
ドアのところに立つと、若い男性が女性に
「今日、あなたに会えるとは思いませんでした。とても嬉しかったです」と丁寧に言っていました。
女性も
「私も会えてびっくりしました。そしてとても嬉しいです。よければ連絡をくださいね」と言いました。
え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
何、何?
会社の人?
友達の友達?
違うよね
え~~もしかして
恋の予感?
女性は男性に向かって頭を下げ、
電車の中の男性は手を振っていました。
きゃぁ~
やっぱり恋の予感??
だってものすごい数が走っている地下鉄で
たった一人の人と偶然に会えるって奇跡ですものね。
神様のご褒美としか言いようがないものね。
よっかったね、彼。
優しい気持ちで席を譲ってくれたのを神様が見ていたと思うわ。
彼女さん、
彼は年配者に対して親切にしたいい人だからちゃんとお茶でもしてお話するといいわ。
おばちゃんからおススメできるわ。
・・という余計なお世話の気持ちが生まれきたのは言うまでもありません。