ぬか床を混ぜるのがとってもとっても楽しくてたまらない。
あの触感が私にとっての癒やし、ということに目覚め、毎日1回まぜる、という行為が「2回混ぜたい」という心からの欲望で溢れている。
2回混ぜたい・・
それはせっかく育っている菌をいじめることになってしまうので我慢するしか無い。
しかし・・混ぜたい。
う~混ぜたい・・・
冷蔵庫を開ける度に私の心の声と手が・・手がぁ・・・・うずく。
ぬか床を二つにするべきか、と今真剣に悩んでいる。
こうなると他の代用を探すしか無い。
え~っと・・混ぜるもの。
そしてわかった。
ああ・・家庭菜園を行えばいいんだ、と。
あれは土をいじれる。
そして育つ。
喜べる・・・
きっと楽しい。
子供の時は田舎だったから畑を手伝った。
楽しかった。
草取りも肥料撒きも手伝ったし、褒められた。
近所の農家の人のお手伝いをしてもとにかく褒められることばかり。
(会社ではこうは行かない、農家の人ならではでずっと褒めてくれる)
子供の時は手伝いの途中でお腹が空いたら勝手に野菜をもいで口に運んでいた。
「ここにあったイチゴは?」と聞かれても何も返事をすることなく他の草取りに逃げた。
きゅうりなんかは川で洗ってから家に入り、そして冷蔵庫へ行ってお味噌を付けてかじっていた。
都会に出て思ったのはスーパーのキュウリは・・なぜとげがない?
不思議だった。
私にとってはきゅうりの物体にしか思えないぐらいむなしい。
これは農家の人が悪いのではなくて、流通の問題で・・・
ああ、農家の人の近所に住みたい(大願望)
お手伝いするから。(←できるから)
土・・土・・いじりたい。
いじりたい・・・
無性にいじりたい・・・
仕方がないのでホームセンターの植木の土をちょこっと指で触って我慢するしかない・・