60代の方達に囲まれて世間話。
ある人のお母さんが入院中、というお話になり・・
病名を聞くとヒートショックでお風呂で倒れて、意識不明・・
「それは大変なお話ですね」というところから話が広がりまして、
お風呂と部屋の寒暖差に気をつけないとね、ということで脱衣室にパネルヒーターを置くのが良いわよね、というお話で、
「ところで倒れた方はおいくつでしたの?」と聞くと
「88才と聞いたよ」と言われたので
「それは退院する体力になるまで大変ですね」と話し、病み上がりの大変さや、元に戻るまでの“あの苦労”を想像すると胸が痛いわ、と思っていました。
そして周りの人達と
「大変ね・・あれもこれも」という“あちこちで聞いた経験談”を話していました。
しかし、何か心に引っかかる。
春でしょう?
花も咲いてきているし、
桜が咲くこの時期は昼間は暖かいし
年齢的にはさすがに肌寒いと思うこともあるけれど・・
それで
「血圧が高かったんですか?その方は」と聞くと
「いや、普通って言ってたからね」と言うので
「ん?」と思って
「もしかしてお酒が好きで入浴前に飲んでいたとか」と聞くと
「大酒飲みで毎日入浴前に飲む人なんだよ」
え?
それって『生活習慣問題』じゃない・・(-_-;)
大酒って滅多に使う単語ではないので、
相当の量をお飲みになるという事ですものね。
お風呂で倒れると大変ですよ。
湯船から出すのも大変ですし、
お風呂場から運び出すのも大変です。
湯船でおぼれる人や倒れた拍子に頭を切る人も居るそうです。
私は一人暮らしですので、お風呂のドアを少し開けてあります。
ちょっとの力で開くようにしてあるのです。
そしてその先にスマホを置いてあります。
いつ体調がおかしくなっても電話ができるように。
トイレで倒れて便器に頭をぶつけて、それが原因の後遺症になった人もおられます。
頭、
心臓・・
いつ襲ってくるか解らない不幸。
ですから、先に自分で問題を作ってからお風呂に入らないようにしています。
もちろん入浴前には血圧測定。
記録。
健康で長生きしたいためではなくて、
倒れたら大変だから、という観点です。
動けなくなるのは嫌ですもの。
コロっと死にたいので、ややこしいことは経験しないようにしているだけなのです。
そのために必要なことを揃えて準備していきたいと思っています。