老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

もう戻らない、私の…

美容室へ。

春なので、ショートカットにしてもらおうかしらと思いながらワクワクしながら足取りも軽く歩く。

 

店内に入り、

先生(個人経営者)に

「春なのでショートカットにしてください」とお願いすると、

「良いですよ〜」と明るくお返事が返ってきた。

 

カラーリングも明るくして…

ふふっ、

職場のみんなに

「かなり切ったね」と言われる風景を想像しながら鏡の中の自分を見ていると、

先生が私の髪を触りながら、

「前髪は薄くなってもう伸びないみたいですから、後ろから髪をこんなにふうに持ってきて…ショートにしましょう」とあっさり言った。

え?

今、なんと?

 

え?

え?

まさかの…

「もしかして半年前のコロナの後遺症で、まだ前髪が伸びてないのですか?」と聞くと、

「ええ、全く生えてません」

 

 

ガガ〜ん!!!

 

ウソ!

え?

伸びてるんじゃないの?

 

 

「ここ、薄いでしょ?伸びてないんです。もう生えて来ません」

 

ガーン!

え!

薄毛ではなくてハゲた?

 

「大丈夫ですよ、前髪用のウイッグがあります」

 

その言葉は私には響かなかった…

 

その後からの美容師さんとの会話は覚えていない。

とにかくまっすぐ鏡を見ていただけ。

おでこの…

私の前髪は二度と生えてこない、と宣告されたのだから。

 

 

前髪…

私の前髪。

 

もう二度と会えない…

 

後ろから前に髪を寄せる。

ドライヤーで流して前に持ってくる。

 

その作業との戦いにこれからなるのよ。

 

半年だけかと思ったら、

一生そうなるのよ(大泣)

 

凹む…

 

 

 

 

キレイにカット、

カラーリング、

さっぱりとして、

可愛くなった、と思いたいけれど、

前髪が、

私の前髪が、

もう無い。

 

 

美容室から出て、

自宅へ向かう。

 

前から風が吹いてくる…

悲しくてショーウインドが見られない。

 

泣きたい…

 


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帰宅して、

鏡を見て、

前髪を触る。

 

…薄い…

泣きそうになる。

 

 

前髪を抑えながら、

コロナになってならなきゃ、

前髪が今もあったのに、と嘆き、

前髪ウイッグの検索を開始したワタシでした。

 

 

思い切って辞めてみた事・・「無難」。

お題「思い切ってやめてみた事」

 

お題を見ていましてね。

これは書けるわと思いました。

 

私が思い切って辞めたことは

「無難」

 

まずほとんどは服やバッグ、装飾品という人に見せる部分のもの。

 

お店の人とお話して服や靴、バッグなど選んだとしても

「こっちのほうが無難ですね」という着地。

もしくは

「こっちが人気がありますよ」というみんなと一緒で安心するという感覚。

 

本当はそっちの方の個性的なものがちらっと好きなのに、

目立ってはいけないという何かしら日本人らしさが出てくる。

 

 

年を取ってから服を買う回数もかなり減ったのは

無難で普通で、何年も着られるものがあるから。

 

確かにシンプルでモノが少なくていいと思うけれど、

決してワクワクはしない。

 

また同じ服を着て、

人様に何も言われないようにしているだけ。

 

電車に乗っていても通勤時は理解できるけれど、

休日などは

「この国は黒と紺とグレーしか色がないのかしら?」と思う風景。

 

赤にピンクに大きな花柄を着ている人をじ~~と見ている人を見て、

決して羨ましいわ、という感覚でいるような雰囲気はしない。

 

 

無難こそ、楽しくない、という気が付いてから、

欲しいカタチや色のものを購入するようになった。

 

 

ある眼鏡屋さんのところへ行き、

ちょっと覗き込んでいたら若い店員さんが来て

「お客様はこれがお似合いですよ」と勧めてくれたのはやっぱりみんなつけている無難な色とカタチの眼鏡。

 

そしてほかの場所へ行き、数点の眼鏡を持ってきたので、見ると

やっぱり無難な普通のもの。

「こちらがよく売れています」というお話。

 

ん~

やっぱり普通を売ると売れるのかな、と思いました。

 

思い切って言ってみた。

「あの・・私は色が綺麗なフレームで、横から見ても個性的なもので・・

光が当たると綺麗に色が出るものが欲しいのですが」と言うと、

「個性的なものがお好きなのですね」と言われたので

「ええ、フレームを作られた職人さんの心意気が出ているものが欲しいのです」と言い、そばにあった綺麗なブルーが発色して、横には色とりどりの模様があるものを手に取り見せました。

 

その一言で空気が変わる。

店員さんが売りたいものと私が欲しいものの相違があるから。

 

店員さんに合わせてあげないとという部分があった今までは、きっと持ってきたものを選ぶと思う。

だって、無難で安心だから。

 

でも、無難を辞めたのよ、私。

あと何年生きていると思っているのよ。

 

先日も知り合いのご主人が亡くなったのよ。

 

せめて新しい眼鏡をかけて、少しでもかっこよくありたいわ。

 

 

 

結局購入せず、

でも心の中の欲しいものリストに載せ、

 

激安の洋服屋さんへ。

ここはブランド品などのものをタグを切って販売しているところ。

2000円で結構な綺麗目の服が買える。

 

「無難は辞める。辞めないと同じ洋服ばかりになってしまう」と心で唱え、いざハンガーを左右にスライドさせ、品定め。

 

綺麗な色の服を何点か選び、

フィッティングルームへ突入。

 

ん~

無難な服は考えなくても普通~に落ち着くわ(大笑)

でもやっぱり明るい色は気持ちが上がる。

還暦でもカワイイ色の服は着たいけれど・・

ん~派手・・?

いやいは無難は辞めたんでしょう?ワタシ。

 

 

ストライプのシャツで質が良いものが・・これこれ。

さっきの眼鏡を掛けたらカッコいいわ~と自分の中での会話。

 

そして結論は購入ならず。

理由は

もっといままでの自分と違う雰囲気を出したい、という無難を辞めたからこそ出てきた気持ちだったから。

 

 

今年は無難を辞めて

個性的になることを誓います。

 

ちょっと変わったものを身にまとい、

友達に

「雰囲気、変わった?」と言われたいから。

 

だって、もう還暦よ。

無難という“いつもおんなじ”な自分とは卒業よ。

 

色を楽しみたいと心から思っています。

 

ちなみに・・人様の前での発言は無難が続きそうですが、

一人でいる時は考え方を無難に納めることを辞めて行こうと思っています。

初対面の清掃さん

GUに行って服を見ようと思いまして。

 

すると、

あら…清掃さんが働いているわ。


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青い画面にはフロアーの図面が表示されていまして、

細々と良く動き、

ちゃんと考えながら歩き回っていました。

 

販売している服の下までは無理ですが、

大きなところはそれなりに回っています。

 

昔一緒に働いていた先輩に動画を送ると、

「通路の仕事は取られるかも(笑)」。

 

 

そうよね。

高齢おばちゃんが歩き回るより、

スタイリッシュなこの子が歩き回るほうがテナントさん的には好印象かも(笑)

 

おばちゃんの制服をカッコよくして貰って、

メイクアップも指導を受けて、

背筋を伸ばして、

切れ味の良い歩き方でテナントフロアーを歩き回っても…

勝てないわね。

 

 

商業ビルの清掃の楽しみはあちこちのテナントさんの販売されているものを毎日見れること。

色とりどりの最新商品は

清掃おばちゃんの心を刺激し、

心を楽しませてくれます。

 

現実の体型をすっかり忘れ、

頭の中は

何度も空想で服を脱ぎ着し、

ハンディ掃除機を持ちながらもワクワクしながら歩き回り、

あれが欲しい、

これが欲しい、と思いながら、

最終的には

「宝くじが当たったら」で着地をして仕事時間を早く進んだように感じさせるテクニックで日々働いております。

 

 

通称

“妄想で時間を麻痺させる”

 

 

買ったつもりで歩き回ると足取りも軽くて楽しくなれます。

 

と、

清掃おばちゃん達で趣味が同じなら、商品会話も弾むので

歩くのが大丈夫でしたら、

商業ビルはオススメですよ。

 

新しい職場はね…

ストレートに言えば、

「クセが強い」

 

まぁこんな感じでしょう?

これが清掃の現実。

譲らないそれぞれの意見。

静かなる戦い…

 

ああ、

楽しく仕事をできないのかしら…

 

長年働いているおばさま達が作り上げてきたカタチ。

使っている洗剤を見てびっくり!

何年前の…という名前のものがある。

 

今はもっと優れたものがたくさんあって、一つの洗剤であちこちきれいにできるのに。

やっぱり思い込みは変えられない。

 

そして、驚くべきは備品の古さ。

ああ…悲しき清掃現場。

 

 

そしてテナントさんの社員さんの行いに対して問題があるので、

「会社からテナントさんにお話しして、話し合いをされたらいいと思いますよ」と話すと、

「テナントさんに言ったら大変よ」と先輩に言われる。

 

違う、

違う、

そうじゃ

そうじゃな〜い(by 鈴木雅之)

 

今は互いの利益、有益になるなら意見を発しても全然大丈夫なのに、

発言するとクビになるという

”過去の時代の掟”に洗脳させている昭和世代。

 

とりあえず、しばらくは静かに仕事をしていくつもりのワタシ。

 

仕事を覚えたら、マイペースにもっていくわ。

 

 

ミスドでサクラドーナツを頂く。

桜色と香りを感じます。

 

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春よね…

近所のサクラも咲いてきて、

目線も心も春色を探すようになりました。

 

白髪をほんのりピンク色に染めてみたいけれど、

流石に仕事に支障をきたすかしら(笑)

 

ウイッグなら…いけるかな?

頭の中もチェンジしたい最近のワタシです。

人生最速の採用決定

前のブログの続きとなります。

hanahanakororin.hatenablog.com

 

もう無理だわ、この会社と思いまして。

自分のポリシーとして人をいじめるのだけはとても受け入れられないと思う性分なので。

 

退職を決意してから、仕事を探す行動に移しました。

 

とりあえず興味のあるところから面接をしていこうかしら、という余裕を持って。

それで大阪でも

「へぇ~あそこの?」と言われる超億ションの清掃員の面接へ。

(写真は横浜)

億ションは経験済みなので、何を聞かれるか、どういう清掃員を希望しているかは知っているので。

まず、ホテル清掃の経験があると有利ですね。

住人さんとのご挨拶には品位が必要です。

立ち方、頭を下げる角度などホテルのみなさんから教わりました。

 

近所の人や会社の人とご挨拶をするレベルの礼儀では採用は厳しいです。

そしてお子様に対してどういう物腰でお話するかも、です。

面接での立ち方、座り方、言葉遣いを品よくすると採用されやすくなります。

 

超高級マンションではたま~~~~にドレスを身にまとわれた方などにお会いします。

その時 普通に

「こんにちは」ではありません。

深く腰を落とし、頭を軽く下げますってできます?(笑)

これができると住人さんからウケます。

 

 

 

現場での面接。

地域担当者さんとリーダーさんにお会いしましたが、

「経験者だけあって落ち着いていますね」と言われました。

ですが・・リーダーさんがとても緊張されていて、

地域担当者さんからの見えない圧力を感じておられるようでした。

お話を聞いていて、神経質なのが伝わってくる。

 

私の判断。

ここはストレスが多そう・・・(汗)

 

マンションの出口を出たときに

溜息がひとつ。

ああ、ここの勤務の空気がきっと私を疲れさせるわ。

 

数日後、リーダーさんからお電話を頂きました。

もちろん採用決定です。

が・・お断りをさせて頂きました。

 

まさか

「ストレス多そうですね。上司の方の圧力」と言うことができませんので、

「とてもハイクラスな世界を感じました。

私にはとても務められるような場所ではありませんのでご辞退申し上げます」とお話しました。

 

 

さて、二件目。

ここは手堅く行動することにしました。

大手清掃本社での面接です。

 

私はキッチリとした服装で会社訪問。

ちなみに清掃の面接でGパンにシャツという服装で来られる方も多いそうです。

 

え?本社面接なのに?と驚くばかりです。

(小さな現場では「服装は普段着で結構ですから」と言われる時があります)

 

若い、30代後半の人事担当者と面接。

立ち方座り方など昔出していた本気の会社面接エネルギーと同様な態度で向かいました。

 

面接の担当者から

「きっちりとした方ですね。清掃では珍しいです」と(やっぱり)言われました。

 

そして

「上司と相談してきますのでこのままお待ちください」と言われ、退出されている間も私は体勢を崩さず、きっちりと座っていました。

なぜなら、

あの・・あれはもしかして監視カメラ?のようなものからの視線を感じたので。

(気を付けよう。カメラがあなたを見張ってる)

 

少しして面接の部屋へ戻ってきた面接担当者の方から

「経験や物腰など見させていただきましたが、採用させて頂きたいと思います。

いかがでしょうか?」と言われました。

 

この間、わずか20分も過ぎていません。

 

 

面接後採用通知に1週間もかかる会社もあるのに凄いスピード決定ね、と思わず笑いそうになりましたが、それをこらえて

「そのように良い評価を頂きまして嬉しく思います。私のようなものでも良ければお仕事をさせて頂きたいと思います」と丁寧にごあいさつをさせて頂きました。

 

 

面接担当者からのお話。

面接時に肘をついたり、ため口でお話をされる人や、

夏にはハンディタイプの扇風機をテーブルの上に置いて、風に当たりながら話をする人もいるそうです。

 

 

「あの・・経験が長い方ですので・・実は聞いてもらいたいことがありまして」という相談を受けまして

「私で良ければ・・」とお話すると

「採用をしてもすぐ辞めてしまう人が多いのですがどうしたらいいでしょうか?」と言われたので、私は少し考えて

「あくまでも私の主観ですが、

働く人は自分なりのカタチや希望があると思います。

それに当てはまらないのであれば、時間に関係なく辞める決意をされると思いますよ。

人がそれぞれ持っている世界ですので、あなたが入り込む余地はないと思います。

ですから自らの心を痛める必要もないと思います。

上司があなたに  就職した人の離職のスピードが速いとか何かを言ったにせよ、人は人なりの世界で生きているのですからその世界を変えるだけのチカラなんて誰も持っていないですよ」とニッコリ。

「そうですよね。止められないですよね」と言われたので、

「ええ、逆に止めたらパワハラです(笑)

それに もしまた何か言われたら私に言ってください。

その上司に“令和になった今の世の中は”と 私からやんわり言って差し上げますよ」と笑いながら言うと面接の方は笑っていました。

 

 

これから老後は清掃でもしようかしらと思っているみなさん。

いくら人手不足でも清掃の世界では未経験で即採用は厳しいです。

 

「え?募集事項には未経験でもと書いてありますよ」と言われますが、

経験者が面接に来た場合、負けます。

 

まして、男性はもっと大変。

女子トイレには入れない時代ですので。

男性の方はとにかく早いうちに数時間でもいいですから経験を積むことです。

 

 

定年70歳?

いえいえ、90歳過ぎまで働ける清掃の現場を見つけていますので、

探してみてくださいね。

 

年金だけではとても暮らせない時代になっていることをお忘れにならないように・・

 

私はこれで会社を辞めました。

「私はこれでタバコをやめました」~禁煙パイポって覚えています?

昭和の人は覚えていますよね?

(時代的に問題があるのであえてYouTubeは載せませんでした。ご理解をお願いいたします)

 

世の中はいろんなことが起きて“辞める”が起きるのです。

 

 

凄いものですね。

おばちゃんたちの執念って。

歴代、退職していった人たちはみんなおばちゃんたちにいじめられて辞めていく人ばかり、というお話を小耳に挟んでいましたが、

まさか、こういう手で人を追い詰めるものなねの?と思いました。

 

 

私より、数か月前に入職された女性は、

朝の着替えの時からプライバシーを聞かれ、

それに対して意見をいい、

仕事の仕方を上司に告げ口され、

上司はそれを真に受け、彼女を注意していたようです。

 

あまりにもひどいので、

その現場を見たときは先輩に

「それ、今はパワハラですよ」と言うと、

「何が悪いのよ」と言い返されるのですが、

私はいじめる人が大嫌いなので、

コツコツ言い返していました。

当然、次は自分の番ね?と思いながら(大笑)

 

そしてその彼女は出勤しなくなりました。

それに対しても会社側はいじめの対応として扱わず、

出勤してこない方に焦点を当てる始末。

 

残念な会社ね、と思いながら仕事をしていると、

予想通り私をターゲットにいじめを開始してきました。

 

 

まぁ凄いものですよ。

出勤してこなくなった彼女のお仕事は全部私に押し付けてきたのです。

そのことを会社に話すと、

「できるよね?経験があるから」と言う始末。

 

この時からいつ辞めようかしら?という準備が始まりました。

 

人づてに悪口を言われていることも聞きましたが、

おばちゃんたちのロッカーから廊下にまで響く話し声ですべてを聞いている私なので、

あ~また言っているわ、と思う程度。

 

清掃の仕事に就く前にしていた仕事に比べたら

ず~~~っと精神的に楽ちんですもの。

 

井の中の蛙が年を取って変にひねくれてゲコゲコ泣いているのよね、というぐらいな程度の気持ち。

 

 

ある日パートで10年以上働いている男性(70代)の方から声を掛けられ、

「仕事量も凄いし、あなた自身のこともひどい言われ方をされているね」と言われ、

「ズタズタに言われていますね」と笑って返すと、

「実はね、いつもいじめられてみんな辞めていくんだよ。

前に働いていた60代の女性がね、いじめられて、辞めて、少し過ぎたときにね、

ビルの正面玄関の前に汚物がぶつけられていたことがあってね。

その場所は監視カメラが偽物だから映らないし、その日はいじめているリーダーの人が掃除をする日だったんだよ。

もちろんカメラには映っていないから犯人は変わらないけれど・・

よっぽど腹が立ったんだろうね」と教えてくれたのでした。

 

文字通り「く〇!」ですよね。

「もう少しで上司に退職願を出す予定です」と話すと、

「真面目な人間はみんな辞めていく会社だから辞めて正解だよ」。

 

 

会社でぎっしり責任を取り、

チームワークでまとまって一つを成し遂げる仕事ではないので、

「清掃でしょう?」

「清掃だもん」の気持ちで現場を綺麗にしたらいいし、

使用されている方達にたまに

「きれいにしていただいてありがとうございます」と言われたときのあの嬉しさを支えに頑張るのよ、の気持ちで日々過ごしている。

 

 

私が辞めた人の分のすべてお仕事を背負い、

当然、清掃経験が短いとか

いろいろな現場で働いたことがない人では絶対完了しないので、

20代からアルバイトをしてきている自信と、

今までの経験上、上手にこなし、

普通~の顔をして仕事を終える。

 

それがおばちゃんたちにすると、また腹立たしく思うらしく、

「あの量を時間内の終わるわけがない」とまた上司に通報する。

 

上司はそれを私に確認するわけではなく、

周りの人にそのことを言い散らかす。

 

悪循環な会社よね~ここ(笑)

 

 

気が付いた社員さんが私に聞きに来る。

「いじめられているよね?」と。

 

ここで気を付けた方がいいのが、

「そうですよ」と言ってはいけない

 

相当口の堅い人と言える人にしか言ってはいけない

そしてあの70代の男性、一人しかいなかった。

 

だから私は

「そうですか?」ととぼける。

 

 

タイミングを見て、上司に声をかけ、退職願を提出。

上司、びっくり。

「今辞められたら困る」と言った。

 

は?

自分の行いを棚に上げてその言葉ですか?

それなら一人来なくなった女性の分、もっと早く求人を出したらいいのにね。

出しても来ないけれど(苦笑)

 

まぁ当然、

来なくなった彼女と、私が抜けると大量の仕事が残る。

それも土日祝に出勤していた二人。

(大切にしなければならない人だったのにね、残念)

 

今基本的に求人を出しても人が来ない。

まして清掃。

トイレありは難しい。

 

どこの現場も人が来ないので社員さんがてんてこまい。

 

そんなこと、知ったことではない。

私は次の会社へ行くだけ。

だって清掃だもん。

どこでもいいのよ。

会話に楽しい内容の笑いがある場所なら。

 

 

2人募集の求人広告を出す。

来ない、

来ない、

来ない。

 

私の退職の日は近づく。

 

上司は

「来ても仕事を覚えるのにここは一か月かかるから、あと一か月残って欲しい」と言ってきた。

いろいろ私に合わせた条件を提示してきたが、

「はぁ?今ですか?」と声に出さずに心で言い、

そして

「無理です」ときっぱり声を出す。

(あ~笑える)

 

 

そして上司はそれをおばちゃんたちに言ったらしく

「せっかく好条件を提示したのに、断るなんてひどい人ね」と私に揺さぶりをかけてきたのですが、

「そうですか~」と言って逃げた。(話すと長くなるので、笑)

 



やっと60代の女性が二人面接。

上司は二人共気に入らないらしい。

その理由が未経験だから。

 

そんなこと言わないでゆっくり育ててあげたらいいのに、と思うのは私だけ?

誰だってみんな最初は未経験なのに。

 

そしておばちゃんたちは上司から面接の内容聞いたらしく、

「未経験なのに」

「仕事覚えられるの?」

「生意気そう」・・

 

もう始まってるわ・・この人達と思うと、辞める決断をしてよかった、と思った。

 

 

入職する2人ともに会いましたが

可哀そうでなんとも言えない。

だって、二人共やる気満々だから。

 

「早く辞めないと大変よ」と心の声が湧いてくる。

 

1人の女性が

「気になることがありまして・・」と言うので聞くと、

「私の採用が決まった後もずっと求人が出ていたのですが、そんなにここは面接に来ないのですか?」と聞かれ、

「そうよ。そしてメンタルが強くないといられない場所よ」と言うわけにもいかず、

「コロナとかあって~感染とか心配で~清掃を敬遠する人が多いから」とごまかした。

 

でもはっきり言いたい。

あなた、いじめられるわよ、

会社は助けてくれないわよ、と。

 

ここに残りたいなら、一人をターゲットにして、

一緒に人の悪口を言える人間になるしかないわよ、と。

 

 

面接のときのポイントがある。

「いじめがありますか?」と聞くわけには行かないので、

面接の人が話している内容と流れをよく聞いていることである。

人に触れないように話している面接内容ならちょっと警戒するべきである。

 

良い職場はすぐ

「ここの職場はみんな・・」

「上司は僕と友達」

「柔軟な対応をしてくれますよ」と人の話をする。

 

私の場合は現場見学をさせて頂いたときに

「あの人はキツイからね」とはっきり教えてくれた時は

この女性なら対応できるわ、と思ったので就職したけれど、

教えてもらえない場合があるので、

必ず現場見学をさせてもらうことである。

と、上司の表情を見ること。

 

私がひっかかってしまったのは、

1人辞めたために、現場が変わってしまったこと。

そこでいじめにあうことになったのでした。

 

二つ目は面接をした上司が退職したこと。

これは会社で一番の痛手と10年務めている男性が言うぐらいでした。

 

新しい上司になり、その上司が一番信頼しているおばちゃんが超いじめの問題児。

しかし上司は女性の裏表がまったく読めない人だったこと。

と、上司が超おしゃべりで我慢できないタイプの人だったこと。

 

まぁ、面接ですべてを見抜ける人はいないので、

少し働いて、

おかしいな、と思ったら辞めることですね。

 

だって、道を歩いていてもビルばかりだから

その建物の一つ一つに清掃員がいるし、

山ほど仕事は溢れている時代だもん。

 

自分の心を痛めてでも働くことではないし、

喜ばれる場所以外に自分を存在させているなんて人生つまんないも~ん。

 

 

ちなみに、すでに次の職場は決まっています(大笑)

“噛む”…多発中

ことの始まりはケンタッキーフライドチキン

写真を撮り忘れた。

 

2回噛んでしまった。

 

宮本むなし」のラーメンで1回。


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自宅のごはんで2回…

噛みそうになったのが数回。

 

半分ぐらい噛みかけて、

ジャリと言おうか、

グニャリという音に近く、

 

その後、キズの痛みと、

心の痛みが心にグジュッと染みてくる。

 

 

口の中を確認すると、

血豆ができているが流血には至っていない。

 

しかしあまりにも噛み過ぎ…

口に麻痺でも来たのか?

 

血豆のところも痛いが、

心も噛まれてしまっているので、

これが還暦超えの新たなる壁なのか?

 

…凹む。

 

 

自分に一体何が起きている?

ああ、考えても無駄。

 

仕方がないのでゆっくり噛むことにした。

ゆっくり、ゆっくり。

 

ん…食べた気がしない。

ゆっくり食べているとますます老人の流れになっているような気持ちが湧いてくる。

 

しかし…ゆっくり食べると噛まない。

 

対策としてもう一つ。

食べる前に口の筋肉をストレッチしてからにした。

 

…噛まない。

 

しかし、これは人前ではできない。

マスクを着用しているならできる。

 

昨日、鴨せいろを食べた。

当然すぐ口に入れることはせず、

食事を待ちながらストレッチをする。

 

ちなみに大盛り。


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後ろの席から男性達が話をしている。

どうやらデベロッパーのお仕事をしているらしく、

品が良く、流暢な会話をされている。

各支店営業さんの集まりみたいで部下達の成長をどのように進めているかを話している。

 

聞いていて気持ちがいい。

 

お陰で一度も噛むことはなく、

美味しく鴨せいろを食べることができましたた。

 

おしゃべりしながら食べることってやはり大切ですね。

 

 

独り言が増えるかも(苦笑)