老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

私はこれで会社を辞めました。

「私はこれでタバコをやめました」~禁煙パイポって覚えています?

昭和の人は覚えていますよね?

(時代的に問題があるのであえてYouTubeは載せませんでした。ご理解をお願いいたします)

 

世の中はいろんなことが起きて“辞める”が起きるのです。

 

 

凄いものですね。

おばちゃんたちの執念って。

歴代、退職していった人たちはみんなおばちゃんたちにいじめられて辞めていく人ばかり、というお話を小耳に挟んでいましたが、

まさか、こういう手で人を追い詰めるものなねの?と思いました。

 

 

私より、数か月前に入職された女性は、

朝の着替えの時からプライバシーを聞かれ、

それに対して意見をいい、

仕事の仕方を上司に告げ口され、

上司はそれを真に受け、彼女を注意していたようです。

 

あまりにもひどいので、

その現場を見たときは先輩に

「それ、今はパワハラですよ」と言うと、

「何が悪いのよ」と言い返されるのですが、

私はいじめる人が大嫌いなので、

コツコツ言い返していました。

当然、次は自分の番ね?と思いながら(大笑)

 

そしてその彼女は出勤しなくなりました。

それに対しても会社側はいじめの対応として扱わず、

出勤してこない方に焦点を当てる始末。

 

残念な会社ね、と思いながら仕事をしていると、

予想通り私をターゲットにいじめを開始してきました。

 

 

まぁ凄いものですよ。

出勤してこなくなった彼女のお仕事は全部私に押し付けてきたのです。

そのことを会社に話すと、

「できるよね?経験があるから」と言う始末。

 

この時からいつ辞めようかしら?という準備が始まりました。

 

人づてに悪口を言われていることも聞きましたが、

おばちゃんたちのロッカーから廊下にまで響く話し声ですべてを聞いている私なので、

あ~また言っているわ、と思う程度。

 

清掃の仕事に就く前にしていた仕事に比べたら

ず~~~っと精神的に楽ちんですもの。

 

井の中の蛙が年を取って変にひねくれてゲコゲコ泣いているのよね、というぐらいな程度の気持ち。

 

 

ある日パートで10年以上働いている男性(70代)の方から声を掛けられ、

「仕事量も凄いし、あなた自身のこともひどい言われ方をされているね」と言われ、

「ズタズタに言われていますね」と笑って返すと、

「実はね、いつもいじめられてみんな辞めていくんだよ。

前に働いていた60代の女性がね、いじめられて、辞めて、少し過ぎたときにね、

ビルの正面玄関の前に汚物がぶつけられていたことがあってね。

その場所は監視カメラが偽物だから映らないし、その日はいじめているリーダーの人が掃除をする日だったんだよ。

もちろんカメラには映っていないから犯人は変わらないけれど・・

よっぽど腹が立ったんだろうね」と教えてくれたのでした。

 

文字通り「く〇!」ですよね。

「もう少しで上司に退職願を出す予定です」と話すと、

「真面目な人間はみんな辞めていく会社だから辞めて正解だよ」。

 

 

会社でぎっしり責任を取り、

チームワークでまとまって一つを成し遂げる仕事ではないので、

「清掃でしょう?」

「清掃だもん」の気持ちで現場を綺麗にしたらいいし、

使用されている方達にたまに

「きれいにしていただいてありがとうございます」と言われたときのあの嬉しさを支えに頑張るのよ、の気持ちで日々過ごしている。

 

 

私が辞めた人の分のすべてお仕事を背負い、

当然、清掃経験が短いとか

いろいろな現場で働いたことがない人では絶対完了しないので、

20代からアルバイトをしてきている自信と、

今までの経験上、上手にこなし、

普通~の顔をして仕事を終える。

 

それがおばちゃんたちにすると、また腹立たしく思うらしく、

「あの量を時間内の終わるわけがない」とまた上司に通報する。

 

上司はそれを私に確認するわけではなく、

周りの人にそのことを言い散らかす。

 

悪循環な会社よね~ここ(笑)

 

 

気が付いた社員さんが私に聞きに来る。

「いじめられているよね?」と。

 

ここで気を付けた方がいいのが、

「そうですよ」と言ってはいけない

 

相当口の堅い人と言える人にしか言ってはいけない

そしてあの70代の男性、一人しかいなかった。

 

だから私は

「そうですか?」ととぼける。

 

 

タイミングを見て、上司に声をかけ、退職願を提出。

上司、びっくり。

「今辞められたら困る」と言った。

 

は?

自分の行いを棚に上げてその言葉ですか?

それなら一人来なくなった女性の分、もっと早く求人を出したらいいのにね。

出しても来ないけれど(苦笑)

 

まぁ当然、

来なくなった彼女と、私が抜けると大量の仕事が残る。

それも土日祝に出勤していた二人。

(大切にしなければならない人だったのにね、残念)

 

今基本的に求人を出しても人が来ない。

まして清掃。

トイレありは難しい。

 

どこの現場も人が来ないので社員さんがてんてこまい。

 

そんなこと、知ったことではない。

私は次の会社へ行くだけ。

だって清掃だもん。

どこでもいいのよ。

会話に楽しい内容の笑いがある場所なら。

 

 

2人募集の求人広告を出す。

来ない、

来ない、

来ない。

 

私の退職の日は近づく。

 

上司は

「来ても仕事を覚えるのにここは一か月かかるから、あと一か月残って欲しい」と言ってきた。

いろいろ私に合わせた条件を提示してきたが、

「はぁ?今ですか?」と声に出さずに心で言い、

そして

「無理です」ときっぱり声を出す。

(あ~笑える)

 

 

そして上司はそれをおばちゃんたちに言ったらしく

「せっかく好条件を提示したのに、断るなんてひどい人ね」と私に揺さぶりをかけてきたのですが、

「そうですか~」と言って逃げた。(話すと長くなるので、笑)

 



やっと60代の女性が二人面接。

上司は二人共気に入らないらしい。

その理由が未経験だから。

 

そんなこと言わないでゆっくり育ててあげたらいいのに、と思うのは私だけ?

誰だってみんな最初は未経験なのに。

 

そしておばちゃんたちは上司から面接の内容聞いたらしく、

「未経験なのに」

「仕事覚えられるの?」

「生意気そう」・・

 

もう始まってるわ・・この人達と思うと、辞める決断をしてよかった、と思った。

 

 

入職する2人ともに会いましたが

可哀そうでなんとも言えない。

だって、二人共やる気満々だから。

 

「早く辞めないと大変よ」と心の声が湧いてくる。

 

1人の女性が

「気になることがありまして・・」と言うので聞くと、

「私の採用が決まった後もずっと求人が出ていたのですが、そんなにここは面接に来ないのですか?」と聞かれ、

「そうよ。そしてメンタルが強くないといられない場所よ」と言うわけにもいかず、

「コロナとかあって~感染とか心配で~清掃を敬遠する人が多いから」とごまかした。

 

でもはっきり言いたい。

あなた、いじめられるわよ、

会社は助けてくれないわよ、と。

 

ここに残りたいなら、一人をターゲットにして、

一緒に人の悪口を言える人間になるしかないわよ、と。

 

 

面接のときのポイントがある。

「いじめがありますか?」と聞くわけには行かないので、

面接の人が話している内容と流れをよく聞いていることである。

人に触れないように話している面接内容ならちょっと警戒するべきである。

 

良い職場はすぐ

「ここの職場はみんな・・」

「上司は僕と友達」

「柔軟な対応をしてくれますよ」と人の話をする。

 

私の場合は現場見学をさせて頂いたときに

「あの人はキツイからね」とはっきり教えてくれた時は

この女性なら対応できるわ、と思ったので就職したけれど、

教えてもらえない場合があるので、

必ず現場見学をさせてもらうことである。

と、上司の表情を見ること。

 

私がひっかかってしまったのは、

1人辞めたために、現場が変わってしまったこと。

そこでいじめにあうことになったのでした。

 

二つ目は面接をした上司が退職したこと。

これは会社で一番の痛手と10年務めている男性が言うぐらいでした。

 

新しい上司になり、その上司が一番信頼しているおばちゃんが超いじめの問題児。

しかし上司は女性の裏表がまったく読めない人だったこと。

と、上司が超おしゃべりで我慢できないタイプの人だったこと。

 

まぁ、面接ですべてを見抜ける人はいないので、

少し働いて、

おかしいな、と思ったら辞めることですね。

 

だって、道を歩いていてもビルばかりだから

その建物の一つ一つに清掃員がいるし、

山ほど仕事は溢れている時代だもん。

 

自分の心を痛めてでも働くことではないし、

喜ばれる場所以外に自分を存在させているなんて人生つまんないも~ん。

 

 

ちなみに、すでに次の職場は決まっています(大笑)