紫のバラを見るたびに「ガラスの仮面」のマンガを思い出す世代。
数年に一度続きが読めるか読めないかの未だに完結せれず、ファンとしては
「もしかして私が生きている間に完結を読めないかも」と思っているぐらいの物語。
マヤにあしながおじさんとして紫のバラとお金や手助けをしていく速水真澄との恋物語もじれったいわ、と思っていた若い自分でしたが、その気持ちが今、この年齢となっては
「まだ進まないのね」とおばさんの慣れすぎの域に到達し、
「とりあえず新刊を」と願うシンプルさになりました。
お花屋さんに行くたびに
「あのバラを買ってきて下さる男性がいてくれたら…」と思っていましたが、未だ願い叶わず。
おばあちゃんになってももらいたい、と執念をまだ捨てきれない自分との会話を完了させ、花屋さんから出てくる自分に
「明日があるわよ」と声をかけるのでした。(笑)