老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

血の通った終活準備

これからのお金のことで保険屋さんに相談へ行きました。

今支払っているあれこれのことを整理しようと思いまして。

働いて居て、お金のことをあれこれ考えていて、そして周りで起きることなど見ていて・・

一人者でも、家族が居ても・・

それぞれ問題はあります。

仲が良さそうでも、いざとなったら家族の本性がでて、何もしないでお金だけの話をしていたのも病院で見てきましたし。

お嫁さんがものすごい頑張っていたのに、自分の息子は他の女性と遊んでいる、というお話もいっぱい聞いてきました。

 

夫?

男性はよほど心が優しい人でないと無理です。

本当に心から奥様を愛している人は行動が違います。

食事の介助もお手洗いもキチンとされます。

奥様に言葉をかけることも、優しく介助をされることも愛があることを感じるぐらいとても素晴らしい情景が見られるのです。

ですから病院という場所は人生の縮図のような場所であり、人の本性をみれる場所でもあります。

 

お掃除をしていてもそうでして、家族の前ではとても良い人ですがお手洗いの使い方がひどい人もいます。

ストレス発散をトイレを汚すことで実現されている人も多いのです。

 

 

保険屋さんにはお金の相談と何かあったときの受取人への連絡のことなどファイルにまとめてもらいに。

「ご自分と他に何冊作られますか?」と保険屋さんから。

 

兄弟、姉妹の分だけを、とりあえず。

まぁ結婚したらきっともう一部作ることにしようかしら?という気持ちを少し持ちながら(心の中で)

 

 

収入は聞かれませんでしたが、現在の保険全体のバランスをみて・・

「ここまでよくお支払いになられていましたね」と褒められ。

 

ええ、年を取ったときに結構頂けるお金を払っていました。

それでこれからの収入を考えて、少し下げてもらいました。

この今の体調と相談して・・これからは今までのようには支払えない時が来ると思いまして。

一度体調を崩すと良い意味で、体調を崩すとこれだけ働けなくなるのね、という経験をしましたので、仕事の量を抑えてこれからを生きて行くという“自分の分量”を知りました。

 

普通にお金のことを考えてではなくて“血の通ったご相談”という言葉を保険屋さんの店長さんに言われました。

 

40代~50代の方に多いそうです。

『予定外にいろんな事が起きて、保険代金を払うのがキツくなった」

その多くは病気、事故、ケガ。

 

そういえば、働きに行ったマンションのリーダーさんは腎臓を痛めて働けなくなり、奥さんが家を出て行きました。

 

最近聞いたお話は50才の女性の方の人生ですが、20代で両親を突然病気で、亡くし自暴自棄になり、自殺を考え、仕事もしたくなくなり・・保険代を払えなくなり、

最終的には電気、ガスなど止められ・・

本気で死のうと考え・・どのとき人との出会いでやっと前を見ていたときに阪神淡路大震災にあい、また死のうと考え・・・

 

というお話でした。

 

終活は年齢がとっても中高年という考え方がほとんどだと思いますが、ある意味

「死にたくなる」前に

「死を考えたくなるなる」前に、

「人に迷惑をかけないために」の前に・・

 

・・という理由が発生する前に、もっと前に

「生きているから、いつ死ぬかもしれないからそのために」という様にして置いた方がいいかもしれません。

 

私のお金の提案、つまり支払い方法、払い済み(一旦これで支払い完了にし、満期までおいて、その後満期から保険が執行される)その他方法が無いかを保険屋さんの店長さんがいろいろ本社に聞いてくれました。

それと店長さんが

「僕の考えもあるのでその一つの方法も聞いてみます」と。

 

とても細かく調べてくださいましたよ。

一生懸命電話であれこれ話しているのを隣で見ていて、ありがたいわ、と思いました。

 

年を取ってから終活準備をしてもなかなか時間と身体が動きません。

「こうしたら良いのよ」と会話をされて、その姿を見ているとやはり不安な顔をされて

「それはわかるけれど・・」と言っている質問者の方を見ます。

 

ええ、できないんです。

身体が動かないのです。

まして役所や保険のことなど、お金のことに関わると

「え」と固まってしまいます。

 

娘や息子と一緒にスマホを買いにいかないと不安で不安で・・と思う気持ちと一緒と思います。

専門用語はお年寄りの気持ちを複雑にしてしまいますからね。

 

 

今回、この保険屋さんでの会話はとても気持ちが温かくなりました。

それと・・今行っておいて良かったと思います。

 

まず60才までに完了しておくことは、判断力がしっかり必要なお金のこと、保険のこと。

60才で保険、その他支払いは完了できるようにしておくこと。

 

それ以降は健康でボケ防止で働けるようにして、人との関わりで必要な緊張と大いなる笑いと適度な疲労、睡眠に導ける時間の波、

その人に必要な好奇心で身体を動かし・・

若いときの様な煮えてぎった血の温度ではなく、

ちょびっと「ん、これ面白い」ぐらいの血の流れで、

血圧を安定させ、心臓にトキメキぐらいのどきどきをたまにさせ、

人と深いお話に必ず『人としての魂の血の流れ』を要しているのが一番、と思っています。

ここ2週保険屋さんとの会話。

あと一週・・もしくは2週、保険屋さんとお話をして老後のお金を決定します。

 

ちなみに・・

保険屋さんに

「長生きって何歳のことを言われますか?」と聞かれましたが、みなさんは何歳、と答えられますか?

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私は

「身体がきちんと動いているなら何歳でも若いと思いますから長生きしているねと感じません。でもみなさんから聞いていると70代で身体が動かなくなるので70過ぎたら長生きしてるわ、というのを聞いています。私的には80才を越えたら立派、長生きしていますね」と答えました。

 

・・と答えながら看護師をしている友達と

「70才越えはキツイから、60代後半で最後のあれ楽しんで・・そのくらいにあの世へ行きたいね」と友達会話で笑っています。

 

 

計画通り上手くあの世へ行けたらいいのですが・・

とにかく働いて、身体を動かし、ケガをしないように、適度な仕事への緊張と仲間との笑いと、そして適量な疲れで良い睡眠に変え、

また今日も一日生きてたわ、ぐらいな静かな人生にしていきたいと思っています。

 

心と身体に必要な血流量を日々流して・・人としてあるいている道の記憶を温めて行きます。