老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

世間は狭いと実感する。

先日、遠方の清掃現場に行くときに制服を着て、早めに家を出て、現場そばの喫茶店でコーヒーを頼んでのんびりしていると、店員さんの60代ぐらいのシャキッとした女性が、

「お早いですね、お仕事ですか?」と聞かれ、

「現場が〇〇〇〇マンションなんです。こちらの方面は土地勘がないので早めに来てお茶させてもらっています」と話すと、

「やっぱり…私達の年代は余裕を持って早く来ますのもね」と言われました。

 

そこから始まって…話をしていくと…

え?

経営者の方?

それは失礼しました。

え?ご近所じゃないですか?

え?すぐそこです…

私も時々そちらへ行きますよ。

え?あのお店もそうなんですか?

ええ〜ご近所ですわ、

 

「あら、それはびっくり。家の方面のお客様は来ないから…」

 

このお店を経営して、もう20有余年…

車で早朝に来て、お店の準備をして…

たくさんいろんなことを乗り切って…

お客様に支えられ…

 

「え…そんなに年数が過ぎているのですか、職業柄すみませんが、私からみてとても綺麗に清掃されてるのでそんな年数に見えません」と話しました。

 

綺麗なんですわ。

スキッとした空気が流れています。


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え?

タバコ吸えるんですか?

そんな匂いもしない…

 

経営者の気合を感じる…

 

「掃除の子に伝えておきます。喜びますわ」と話されました。

 

聞けばコロナの関係で人は減ったけれど常連さんが来てくれるのでまたまだ続けたい。

何があっても頑張る、と言う気合!

素晴らしい!

 

 

店を守る。

お客様を守る…

年をとっても続けてみせる。

働いてくれている人達のためにも。

 

ああ…なんて素晴らしい!

とても尊敬できる人に会えてコーヒーの味に深みを感じ、人が入れてくださったありがたさの感謝が増して美味しかったでした。