老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

今どきの面接

前回面接に行ったところはお断りをしました。

理由はですね。

募集はホテル共用部(廊下、トイレ、フロント)なのに、いざ面接を受けていると採用係の人の内容が

「よかったら、客室清掃をしませんか?」と言うことでした。

つまり

「共用部しませんか?」で人を集めて面接をして、

あわよくば客室清掃をしてもらう、という“魂胆”見え見え。

 

「一か月前に入社した女性が初めての客室清掃をしていて、

もうしんどいから辞めたいということを言っていてね・・」という話を聞かせてくる。

あら、それに引っかかってしまった人なのね、と残念に思う。

 

そりゃそうよ。

客室清掃ってものすごく大変なのよ。

体力をつけたいわ、とか前向きな人や、持久力がないと絶対無理。

慣れている人でないと。

慣れるまで数か月はかかります。

ですから慣れるまでの我慢ができる人ならいいです。

 

できる人は食べる量が多い。

朝から焼肉でも平気な70代の女性もおられた。

仕事に対してのパワーがある。

そんなキラキラしたパワーを見ていて働くって素敵!と尊敬の気持ちが湧いてきて、私も頑張ろう!と思ったこともありました。

 

ですから、客室清掃を行うのであれば早く経験を積み、

仕事ができる体質にしておくことが最大の強みです。

 

たぶん、採用担当者のこの彼が

「客室清掃をしてみない?慣れたら大丈夫だから」という発言をその女性に言って、初めての人を誘導していたはずよね・・・想像していました。

だって、初めての人が仕事対応用の体質になるまではしんどすぎることはさせないですし、育てることをしっかりするのがホテル側のお仕事なのですから。

 

 

ここは危ないわ。

下手をしたら、ホテル共用部で入社しても気が付いたら

「人が足りないから客室清掃に回って」とか言われて・・そしてそのまま流されると思いましてね。

逃げた方がいいわ、と。

 

よくある話。

家から近い職場があるわ、と思ってその会社の面接に行き、

「もうそこは決まったからこっちへ行かない?」というやり方。

 

それをさんざん周りから聞かされているので、

危ない匂いのするお話は避けるようにしています。

 

 

さて、2件目。

ここはむっちゃ大企業!

「シニア応援」と書いてあったので、いけるかしら?と思いましてね。

 

そしてネットの応募ボタンをポチリと押しました。

一時間弱後ぐらいにその会社からメールが来ましてね。

面接の予定日が・・

え?一週間後???

え??

まぁいいわ。

そしてその間にほかの会社の応募も見回って、

 

面接の前日にとりあえず、現場の下見。

このビルの適度なコンパクトさ、大きさなら体に負担がないわ、と思いました。

 

そして面接日。

さすが大企業~

受付の女性が若くて美しい~

そしてまぶしい~(キラキラ)

 

面接会場へ移動。

移動する間に床材やエレベーターなどを見て・・

掃除がしやすいかしにくいかの判断をする。

 

ん・・・・

ここの床、大変。

だって、傷がまんべんなくつく白っぽい床だし、

これって、適度に古いから汚れがすでにしみ込んでいるし、

ちょっと面倒かも、と思いながら面接へ。

 

面接官、男性が3名。

真ん中の人が一番偉いのかな?

左の男性は・・なぜかスマホを触りっぱなし。

 

掃除のおばちゃんの面接の時間に3人も使わなくていいのに、と思うのは私だけ?と心の中で笑っている。

 

たぶん他の社員さんも

「月末なのに、それに年末に向かって忙しいときに3人もおばちゃんの面接に時間を使うか?」と思っていると思う。

 

ちなみに自社ビルの面接なのでそんなに面倒なことはないはずなのだけれど。

で、会社側の自己紹介無しでお話スタート。

 

だいたいの普通~の会社はみなさんの名刺を頂けます。

う~ん残念。

 

そして違和感が

「その書類を書きながら私たちの話を聞いてほしいのですが」と言われて渡された紙に記入しながらのお話。

え?

何?

まぁいいか、

「はい、わかりました」と答える。

 

名前を書いている間に会社側がお話をしている。

この年齢で、書きながら聞くって難しいのよね。

そして書きながら質問に答える。

 

こういうやり方をする企業なのね・・と残念に思う。

え?もしかして処理能力を問われている?(苦笑)

 

違和感のある質問が、

一人暮らしですか?

介護をされていますか?

将来介護をされるご家族の方はおられますか?

他数個。

全部書いたらどこの会社かわかってしまうのでごめんなさいね。

あ~つまり、

「介護で退職」の人が多いのね、とわかりました。

 

でもね、

いつ病気になるか、

いつ車にひかれるか、そんなことはわからない。

 

面接の時点でこれを聞かれるということは・・

高齢者が絡む人は不採用ね、と思いました。

・・というか、私、高齢者(大笑)

あれ、シニア応援って書いてあったはず。

 

でも会社側ならそうするしかないですよね。

最初からリスクを背負うなんてありえないですし。

聞いていると清掃経験より

「来週から来てもらえる人」でした。

 

それなら最初のメールで言ってよ・・と叫びたかったです(笑)

私はすぐ

「すみません。来週からは無理ですので」とお断りをしました。

 

 

ちなみに私が会社として一番好条件だそうです。

通勤代、

過去の経歴(いろいろ資格があるので)

清掃経験など。

 

でも私からすると無理ですわ。

今働いているところを急に辞めるわけにはいかないですもの。

失礼ですもの。

ちゃんと大人としての順番がありますので。

 

でも珍しい。

こういう言われ方をするのは。

普通、雇う側、雇われる側と調整して仕事はじめの日を決めるのに。

会社側から一方的な話。

雇う側から決まった日があるのであれば、最初のメールに書いてくれたらよかったのに。

 

つまり考えられるのは

「突然誰かが辞めた」ということ。

それも複数人。

「アルバイトの席が数人あるのですが」と言われたので、

え?急に数人退職?

 

普通は一か月前に退職願を出すので、会社も急がないのですが、急ぎというのは珍しい。

 

ちなみにここの会社はあまり求人を出さないところだったので、私もじっくりおいて見ていたのですが、

まさかまさかのこの面接。

 

人間関係かな?

それとも介護かな?

それとも病気かな~?

それにしても清掃自体が慣れるまで大変な現場かもといろいろ勘ぐってしまうおばちゃんな私。

 

最後に受付のきれいな女性達に挨拶をさせて頂き、面接会場を去りました。

やっぱり綺麗っていいわ~

今度生まれてくる時はきれいに生まれたい(大願)

 

 

気持ちをリセットするために帰宅の途中で大好きな食べ物を数点購入。

お腹いっぱい食べて、そして満足して寝る。

これが一番。

そしてまた就職活動を行う。

 

次よ、次。

どこかで私を歓迎してくださる会社があるはずよ。

 

私の条件はややこしくないのよ。

近くで通勤が便利で、

ちゃんとお給料を頂けるのであればそれでいいのです。

何か無理とか問題があります?(大笑)

 

ちゃんと仕事はしますから、

どうか普通に普通の期間を開けて就職をさせてください。

 

よろしくお願いいたします。