派遣先の会社でのお話。
60代前半の清掃員の女性から、
「同じ会社の68才の女性からイジメにあっている」というご相談。
簡単に言うと、
「あなた、仕事ができていないわよ」と重箱の隅の話しを持ち出して言ってくる。
お互い様やチームワークと言う言葉を忘れている…
結局、相談者の女性は仕事辞めるかどうするか…と精神的追い詰められている。
ただ本来はこの答え、きっと他の清掃員さんに聞いても同じ答えと思うけれど、
「相手にきっちり言わない限り言われ続けるから」と。
上司に言えばいいと思う、は若い人の話で、この年齢層対決になると上司は年下なので、おばさんのイジメ話などあまり聞いてはもらえない…
いくら上司が言っても態度を変えない人が多いし、返ってくる言葉もわかっているので…上司ももう言わない。
悲しいかな、それをすでにたくさん経験されていると思うし。
困ったことに「仕事を辞めてください」とは言えない時代…
加害者なはずなのにいつの間にか被害者になっている事もある。
そうなのよ、
おばさんたちは現実と記憶が…同じではない。
いつも思うのは、すなおでカワイイ先輩や他社の清掃員さんを見つけると
「こんな人になりたいわ」と深く思う。
だって、痴呆になったとき、やっぱりカワイイおばあちゃんでいたほうが介護士さんに可愛がってもらえるし。
相談者の清掃員さんには
①相手に言い返す。
②出勤日を変えてもらう
③退職する
の3つの選択肢を話しました。
そして、数日後、その報告がありまして、
え?どれを選んだかと言うことですか?
それは秘密です。
(あ、そんな名前のテレビ番組ありましたね)
で、その後に上司さんからその件らしき質問が私にありまして、私は派遣なので
「さあ…」位にしておくと、上司さんが話しを始め…
聞いているとやっぱり内容が違う…
結局、この若い上司さんもおばちゃんの“作られた記憶”でぐるぐる巻きにされちゃうのね…残念。