老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

清掃おばちゃんの本音はね…

テナントビルの清掃は楽しい。

食品、ファッション、雑貨、靴、メガネ、バッグ、化粧品、レストラン…

“今”がキラキラ並んでいる。


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毎日ディスプレイが何処かで変わるのでその変化を見つけるのが楽しみの一つ。

 

家族でショッピングや

デートコースにもなり、若い人達がたくさん来ているのでいつも店内は人だらけ。

 

コロナ、

まん延防止、

緊急…

あのときはさすがに人は控えていたので少なかったですが今は毎日人、人、人…

え?

なんのこと?と言う位に人が戻って来て歩いている。

 

店員さんも若い人が多いの。

20〜30代がほとんど。

さすがに店長、経営者…など上の人は言動が落ち着いているけれど、真っ平らに計算して…

平均年齢は30才前後でしょうね。

 

この現場はもう数ヶ月になってきたのでやっとあちこちの店員さんに顔を覚えてもらえるようになりました。

 

さすがに若い人達でファッションの先を行く人たちなので反応が早い。

 

髪を切った時や、

染めたなどはすぐ声をかけてくださいます。

ある意味

『ファッションセンスの持ち主とはとは変化前の記憶力がある人』と言える。

 

そして…全員に共通なのは…

清掃員をよく見ていること。

 

キレイで楽しい場所なので、手は抜けない場所ですね。

 

ホコリ、鏡、エスカレーターの汚れなど、店員さんに指摘されることもあるのでその先、先…と磨きあげます。

 

展示テーブルの下も、

人が触りそうなあらゆる場所などは

ホコリ一つ落としてはなりませんので。

 

バックヤードも綺麗に、綺麗に。

とにかくハンディ掃除機は清掃員の体と一体化してます(苦笑)

 

果てしなく掃除機をかけます。

 

ある清掃員の女性はスイッチを押しっぱなしなので、指が動かなくなり、仕事を辞め人もいます。

 

 

 

先日のお話。

30代の仕事ができる女性が話しかけてきて、

「いつも出勤されていますが、お休みされているのですか?」と聞かれたので、

休みの曜日を答えると、

「働き過ぎですよ〜」と言われました。

確かに働き過ぎに見えるかも。

体のことを気遣って下さったのでありがたく思いました。

 

そして…頭を下げて…また互いに自分の仕事場へ。

 

でね…

清掃員のおばちゃんの本音はわね、

週○回仕事に出ている本当の理由はね〜

私、一人暮らしだから、生存確認を兼ねてる意味もあるのよ(笑)

ほら、出勤しなかったら発見してもらえるでしょう?

ただ相手が若い人だったからホンネは言えなかったわ。

 

いつあの世に行ってもおかしくない私の世代。

とりあえず職場は刺戟的だからワクワクできるので、あとはお迎えが来たときはすなおに

「あっちの世界も楽しいわ」なんてワクワクできる余裕があればいいわ…と思っています。