老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

お嫁に行きたい。

友達の多くは

「もう結婚する気は無い」と話します。私は、

「わかる気がする、だっていろいろあったし。でもまだこれからもいろいろな人と出会うと思うから、ここで未来の答えを出してももったいない。チャンスがあるならまた愛を育てたい」と言うタイプなのですが、やはりその人それぞれの心の傷の加減がありますよね。

 

女性と話していて

「男性は甲斐性を考えるから女性より大変かもしれないわ」ということを聞いていて、

私なら

「確かにそうよね、自分が男性なら女性を食べさせなきゃという責任をより重く感じるから再婚も控えるかも。ただ一緒に静かに生活ができるようにお互いに助け合えばいいと思うけれど」と話していました。

 

食べるは“命”

ですからお料理は普通に身体と相談しながら作る。

できれば・・夫と二人で静かに食べたいものを作りたい。

ちょこっと野菜を切ってくれるだけでもいいですし。

お皿を出してくれるだけでもいい。

お互いに好きなものを食べるのが老後だと思っています。

 

畑でもいいし、スーパーで買い物もいい。

「食べられるってありがたいね」という会話をしたい。

お金もちゃんと節約しながら、話し合いながら。
年金も二人で静かに管理を。

相手がいるということは記念日に喜んでもらえるものを選ぶわくわくする時間を与えられるし。

 

運動のためにバイトも軽くしながら、バイト先の人達との会話も聞きたいし。

先日、ものすごい炎天下にパチンコ屋さんの駐車場の誘導をされていた男性がにこにこしながお仕事をしているのをみて
「良い笑顔~」と思っていました。
性格が良くない得れば、あの天気の時にあの笑顔はできないわと思いました。

 

適度な距離感を話し合いながら毎日静かに暮らせるのがいいですね。
たまにはお月様をみながら
「今日はキレイだね」
「ほら、星座が見える」などいってお茶でもコーヒーでもお酒でもいいですし。

夫が二人の時にしか見せない穏やかな顔が見たい。


年齢を重ねると何かしらの持病があって当たり前ですし、

病院に行くのであれば一緒にいってもいいし、

(旦那さんの病院友達もいると思うからそのあたりは考慮して)

普通に治療をして普通にあの世へいくことを一緒に整理できる人がいいです。

 

当然、不安や悲しみもあって普通ですので、そこは一緒に時間を過ごしましょう。

親の看護も、介護も経験してきた期間が短かったせいか、

「もうそれはしたくない」とは思っていません。

ただ、葬儀の時は涙が出ませんでしたが、終わってからむちゃくちゃ泣きました。

我慢するということは、こんなに辛いことなのだと体験しました。

 

人の介護のお手伝いもさせて頂きました。

そこで大変さと、愛の深さやさまざまな感情が出てくることがわかりました。

 

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人で生まれてきた以上・・越えなければならないものがたくさんあるとわかりました。

 

人は最後は誰かのお世話になるのです。

自分もそうなります。

 

愛した人を看取りたい。

(ありがとうと言われたい)

愛してくれた人に看取られたい。

(ありがとう、と言いたい)

 

人として本当に貴重な経験になると思います。

(とっても辛いけれど、これを経験して人として大きく深くなれる気がします)

 

最近ですが、ブログで見たのですが、

諸事情のため“契約結婚”という言葉があることを知りました。

その方の歴史や経験の先に出てくるものだと理解しております。

・・ですよね・・

だって、人一人にいろいろなことがついていますもの。

 

どうしようもならないこともありますし。

 

やはりですね・・

最期の最後は・・愛する人の手を握っていたいですね。

 

なぜこのお話をブログに書いたかと言いますと・・

40歳で「がんが見つかった」という知り合いの方のお話。

 

持病があっても恋愛はできるけれどガンという病名は相手にとっては重いですよね・・というお話。

相手に言いやすい病名ではないですし、言う自分も勇気が必要ですが、愛を受け止めてくれる人には伝えればいいと思いました。

 

人によって価値観が違うけれど、愛ってとってもとっても広くて深い優しさかな?と昨日友達と話していてそう思いました。

 

普通に静かに老後を暮らせるのが一番幸せ。

互いを思いやる優しさがあれば心も平和で命が消えるまで楽ですね。