私より少し上の女性が、着なくなった服を数枚私に譲って下さいました。
その時に
「白い服でしばらく着てなかったのであげるわ」と言ったので、
「え?」と思ったのです。
だって…頂いたのはベージュなのですから。
もしかして…と頭によぎったのは“白内障”
でも目の話なんてしたことないし…
と思いながら、目をまっすぐ前から見て話をしていると…
やはり何かが不自然…
普通より少し見開いて見ている感じなのです。
まぁ…白と言えば白よね、と思いながら、帰宅して洗濯をして…
でも変ね…と思いました。
そして…またその女性に会うことがあり、話題をわざと目の方に持っていき…
「私、白内障で半年に一度は検査なんだけど行ってないのよ」と言うので、
「行かないとだめですよ」と勧めるも強い抵抗を受け…
これは…誰かに頼むしかないわ、と思いました。
確かに目の検査、手術は嫌!
とっても嫌。
わかるけれど白内障も進めば…失明の可能性が数パーセント。
日本はありがたいことに先進国だから誰でも手術は受けられる。
喉のところまで
「先日の服は白ではなくて、ベージュですよ」と言いたかったですが、それはこらえました。
この発言は…娘さんならいいけれど他人なら物のやり取りも絡んでややこしくなるから。
私は若いときにはコンタクトレンズを入れていました。
その時に知ったのは、普段見ている黒とコンタクトレンズで見ている黒がまるで違うと言うこと。
“見る”と言うことでこれだけ感じ方が違うのだから、会話や味や観点が違って人間関係がおかしくなるのはわかるわ〜と知りました。
病院へ行きましょう!
治してもらいましょう。
そしてきれいな白や黒を見て心を楽しみましょう。
この世の風景を楽しんで、
ある日お迎えがきて、
あの世へ行く闇(?)を超えて…天国なのか、どこなのかわからない風景の色をちゃんと見るためにも。