老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

そういうことで血圧計を買う。

 

よく喋り、よく働く一番元気な清掃員のおばちゃんが休んだ。

お年は70代。

 

え!あの人が、と言うぐらいに全く休まない人だった。

休憩も取らず働きすぎ。

お酒、タバコが趣味…

それは倒れるわ。

 

倒れた時に全身を打撲したので体が痛い、と言う話だった。

おばちゃんは今、検査中でまだお休みを取っている…

 

と、言うことで、私は血圧計を買う決心をした。

前のは空気が入らなくなり、途中で

“ぷすっ”と音がなり、

“ひゅ〜〜〜ん”と力が抜け、

エラーが出ていたので、私は血圧計がある家電屋さんで商品を調べ見るために数値を何度も測ったり、操作性の簡単なものを見ていた。

 

今までのは2000円代。

数値が出たらいいわよ、ぐらいの感覚。

 

大阪でも一番大きな家電量販店へ行く。

売り場を見て回り…

それにしても…ん〜

やっぱりキチンと測定できているかどうかのセンサー付きは高い…(汗)

7000〜8000円代になる。

店員さんからのオススメは一万円…

無理、それは無理…

 

とりあえずカフ(手首に巻くベルト)が正しく巻いているかどうか、と、

心臓の高さになっているかどうかを知れるかどうかでいいわ。

 

測定結果がスマホに連動?

いやいや…まだいいわ。

それに紙に書けばいいわ。

 

スマホ連動なら12000〜13000円よ。

 

そのうち世の中は進歩して、いずれスマホで血圧が測れるようになるわよ。

 

それから大きなドラッグストアを見て回り…

高いわ…と心でつぶやく。

 

どうしようかな…と思ってたまたま入った小さなドラッグストアの奥の奥に…血圧計が並んでいた。

あまり掃除もされていないのか、ホコリがビミョーにかかっていたのですが、それはそれ。

見てみると…

あら、

カフがキチンと巻けている“カフ巻きOKマーク”と、

体を動かすると出る“体動マーク”

心臓の高さと合っているときに出る“青いライト”がある。

 

これ、いいわ…

お値段…

あら、ここのお店の割引券を使ったら6000円円代で買えるわ!

 

買う!

で、買いました。

 

箱です。

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中身。


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電池を入れて…

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説明書。


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設定完了。

測定…


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付属の箱に収納。

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歯磨きをするときのコップ一個を横にした大きさぐらいです。

 

簡単でした。

良かった、良かった。

これで毎日朝晩、測定して健康維持に役立てます。

 

ちなみに…最近、塩分が多いわ、と感じていたので塩分排出のためにバナナを購入。


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勢い余って2本食べ…

今度は血糖値の心配ね…と反省しているのでした。

 

 

エンディングノートの下書きをして気が付いたこと

自分より若い人が旅立っていく話を聞いていて、

いつかは自分の順番が回ってくるとは思っていますが、それが明日かもしれない、と思っていると、

 

書けるうちにエンディングノートの下書きをしておきたいと思いまして、とりあえずWordにちょこっと気が付いたこと、思ったことなどを走り書きをしては、順序をまとめていました。

 

 

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何から書こうかしらと考えて、

そうね、私には一緒に住んでいる家族がいないので、

片付けてくれる人が判断に一番困るものから書くことにしました。

 

それは・・・神棚、仏壇、ご先祖様系統のこと。

これは神社へ、

これは〇〇寺へお返ししてください・・・と書いて、

どんどん進んで、

そしてどう書いたらわかりやすいかな?

とか、

神社やお寺の住所や電話番号、発送方法。

そうそう、まず発送用の箱を用意して、

宅急便の伝票も書いて、この文章と一緒においたらいいわね、と思ったり、

 

マンションの管理会社へ連絡、

光熱費、携帯料金など止めるお願い、

カード会社一覧、

生命保険関係、

通院している病院には連絡は入れなくてもいいけれど、

服用しているお薬は捨ててくださいとか、

〇〇先生(病院名、住所、電話番号)だけには連絡を入れてくださいとか、

 

それからマンションの中にある荷物の処分。

処分料金、回収電話番号…

 

いろいろ書いていて、

やっと骨子をざっくり書いたわ~と落ち着いて、

それからお茶を飲んで、

自分の文章を読み直していると・・

 

これって・・これだけでも分量が多いのに、もっとわかりやすく書いたら読んだ人(友人になります)の負担になるわ、と気が付きました。

 

してほしいことが多すぎ(汗)

これは、これ、

あれはこれ、

こうしてほしい・・・

 

え・・・めんどくさいわ、この人(私)、と。

 

自分はあの世へ逝っているのに、

残った人にあれこれ頼むのはおかしいわ。

 

最小限度に納めないと、荷物の片づけだけでも大変なのに、

仕事を休んで片づけてきてくれているのに、

この「お願いします」「してほしいです」は負担だわ、と気が付きました。

 

「これとこれ以外はゴミですので、欲しいものがあれば差し上げます」

「売ってもいいです」ぐらいにしないと。

 

友人が私のものを捨てるのに困るようなものは最小限にしないと。 

 

つまり、自分の寿命がわかったら、神棚、仏壇菅家は自分で整理よね。

その他家具も服も減らすことね…

カードも処分、

 

ただ、公共料金はあの世へ行ってから連絡してもらわないと…

 

ってつまり、

自分がしなければならないことを先に書かないとね。

体が動くうちにできること。

 

どの段階が来たらこうするわ、と紙に書くことにします。

 

ちなみに…不思議に冷静です。

死が身近に感じることが増えたかしら。

 

 

 

 

 

酢キャベツに挑戦。

清掃の先輩と話していて、

胃腸が衰えてきてるのよね、云々と話すと、

「酢キャベツを食べたら?」と言われまして。

先輩は酢キャベツで胃腸が整って来たらしく、

口内炎ができなくなったし、体調がいいのよ」と。

 

話を聞いていると簡単そうですし、

キャベツをまるごと買えるからいいかしら?と思って調べてみました。

 

世界一受けたい授業」に出ていた藤田先生のお話。

 

 

全く見たことがなかったので、

へぇ〜の世界でした。

 

キャベツの効能と、酢の効能。

合わせて食べると言うお話。

ネット上のほとんどの文章はダイエットのことですが、私としては体質変化にチャレンジしているつもりでスタート。

 

作り方は簡単。

キャベツを半玉千切り、

(私はあえて千切りにはしないでよく噛むを選択しました)

ジップロックにいるて

塩でもんで、

しんなりしたら、酢を200グラム入れる。

そして…半日から一日おいて…頂くだけ。

 


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そして食べてみると、意外に美味しいのと、ネットで調べると、ごま油やオリーブオイルなど加えてドレッシングにも使える。

ハムやきゅうりを千切りにして、サラダにも。

 

応用が効くから飽きないかも、と思って続けてみます。

 

なんでもチャレンジして見たくなるのが私ですが、体に変化があったらまたブログに書きますね。

 

 

 

祝、無事退職。

長年お付き合いをしてきた30代の女性からのご相談。

 

新しい職場に就職できたのはよかったのですが、ものすごい仕事内容。

その状態から何とかして辞める方法を一緒に考えてあげまして、

昨日、無事に辞めることができました。

 

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ああ、よかった。

辞めますと伝えてから、退職日までの間、とっても苦痛に耐えていた針の筵(←むしろ)の上。

 

 

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でも彼女は耐えました。

頑張ったわ。

 

「無事に退職できました。お礼にご飯をおごります」と言われて、すなおに

「え~~いいの?」と答える私。

今のタイミングでは外食会話は無理ですが、いずれ、ということで先延ばしです。

 

辛い仕事、自分に合わないのであれば辞めるのが心身のため。

心が壊れてしまったら自分ではないですもの。

 

仕事って楽しいことばかりではないけれど、苦痛であるならやめた方がいいですもの。

 

この世の中はあらゆる仕事や知らない仕事もたくさんありますし。

選べる自由がありますもの。

 

耐えられないことは悪いことではないですし、恥ずかしいことではないです。

 

「数日しか働いていないから」と言われる人もいますが、

自分を守ってくださる人や支えてくださる人がいるなら越えられますが、孤独なら無理です。

 

世界は広いのですからもっと目線を高く持てるところへ行きましょう。

自分にすなおであることが自分を大切にしていることと思います。

 

 

前に朝の地下鉄の車内で泣いている女性がいました。

 

泣けるうちに早く退職しましょうね。

本当に精神的につらくなったら涙も出なくなってしまうので。

 

 

大切な自分の心の声が聞こえるうちに退職してくださいね。

次の仕事を探す気力、体力、そしてタイミングが見える心をもって前へ進むためにも。

 

 

へぇ。

 

マクドナルドでダブルチーズバーガーを食べています。


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今時間なら人も少ないので、ちょっとは安心。

 

それと月曜日なので静かです。

 

食べながら思ったのは、

そういえば、食べているときだけマスクを外すわよね…と。

それでやっと人の顔全体がわかるのです。

 

食べていないときはすぐマスクをつけるので、またわからなくなりますが、

「へぇ〜この人、こんな顔をしていたのね」と気が付きますね。

 

顔全体で記憶していたことが今は全くできないので、話し方や癖、服装の系統などで覚えるしかないこの

「初対面でのもどかしさ」はまだしばらく続きそうです。

顔を覚える楽しさって、とっても深くて、

誰に似ている、とか、

笑い方がかわいいとか、

何かしらの過去の引き出しから引っ張ってきていまが、

マスク時代だからそこできる、

「マスクの中身の想像」も楽しみたいと思います。

 

 

では、もう一つの「へぇ」を。

 

地下鉄に乗り、座席に座ると隣の席が1つ空き、その隣にピンクに全身を包んだ若い女性が今にも座席に倒れそうになりながら“眠たい時にこぐ船”に揺られていました。

 

その揺れがあまりにも大きいので、彼女の並びの向こう側にいた女性は座席から離れました。

 

そして…

ガクンと体が揺れ、とうとう座席に倒れ込みました。

その瞬間、ピンクの彼女が持っていたスマホはあっちの方へ飛んでいき…

乗客さん、びっくり。

 

私はスマホを拾おうと思いましたが、

いや〜コロナもあるし、触るに触れないわ…

まして一番触っているであろう…スマホですもの、と躊躇していました。

 

すると電車の壁に寄りかかっていた30代ぐらいの2人の女性がスマホを拾い、ピンクの彼女に声をかけて…

でも反応がはっきり見えないので、私が立ち上がり、

「体調悪いのですか?」と聞くと、

「眠たいそうです」と教えてくれました。

 

あらら…

 

若い女性が座席いっぱいに寝ていること、

スカートの…開きがちょっと恥ずかしいこと、

スマホ、荷物…バッグ…

「これ、盗られますよね」と言い、

少し考えて…

ピンクの彼女の隣に座り直して…

車掌さんが寝てる人を起こす技でもあり、救命救急の時に使う技の、

バシバシバシ!っと“肩を叩く”を3回しました。

 

するとのそぉ〜っとピンクの彼女が起き上がり、

やっと普通に座った体制になり、

「ねむぅ〜い」と言うので、

これははっきり起こさなきゃと思い、

危機感を話せばいいかな、と思い、

「荷物、盗られるよ」と。

それでも

「はぁ〜い」の返事なので、

効き目なし。

それで、

「何処まで行くの?」と聞くと、あと2つ先の駅名を言ったので、

「我慢して、あと2つ耐えるのよ」といいながら頭を撫でると、

「すみませ〜ん、ありがとうございます。私ってダメですね〜」と眠たそうに言うので、

へぇ〜すなおじゃない、と思いました。

 

「かわいいから許すわ〜でも、すぐ友達と連絡しなさいね。このままでは歩きながら寝そうだから」と言いました。

彼女は友達にLINEを送っていました。

 

そして…

ピンクの彼女の目的地の駅、到着。

「ありがとうございました」と眠たそうにふらふらしながら歩いて降りて行く姿を見ながら、手を降ってお別れしました。

 

そして電車が動き始め…

気がつけば隣に60代ぐらいのおば様が座られて…

「どうしたのですか?」と聞かれたので、

私は右手にお猪口を持った仕草をしながら、

「これの飲み過ぎです」と答えました。

 

ええ、ピンクの彼女からはお酒の匂いがたっぷりしてたのです。

 

おば様は

「体調悪いのかと(思って)」と言われたので、

「私も最初はそう思い、電車からおろして運び出そうかと思いました」と言うと、

「私もそう思いました」と。

へぇ〜やっぱり心配してくれる人もそばにいるのね…と嬉しくなりました。

 

 

ピンクの彼女に声をかけてくれた二人の女性、

私に声をかけてくれた、おば様…

行動や気遣いをしてくださってありがとうございます。

他の人達は怪訝そう見ているだけで…

久しぶりに見た目線でしたわ(苦笑)

 

へぇ〜やっぱり世の中ってこうよね…と改めて世間を感じましたがかすかに人の温かさを垣間見た気がしました。

 


人の気持ちってやっぱり素敵です。

心と顔のハリを求めて。

一つ目の清掃作業をして、次の現場へ。

移動の間に「やよい軒」でお昼ご飯を。


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ホッケでタンパク質を、

ご飯はもち麦で消化に時間がかかるようにして、血糖値をゆっくりあげていくように。

お味噌汁はアサリに変更。

 

ちょっとお高くなったけれど、栄養バランスを考えるとこれで良しとするの。

筋力がないと歩けなくなる。

 

それと顔がしわしわのおばあちゃんにはなりたくない。

張りのあるツヤ肌でいるためにはタンパク質はたくさん取らなきゃ。

 

最近首のシワが気になりだして、クリームを塗っているけれど、足りない。

 

カサカサ…

「年を取ったら首周りが空いている服は着られなくなるわよ」と言っていた先輩の言葉が身に染みる。

 

清掃の仕事で常に手を使うので、寝る前にクリームを塗ることがあってもついつい首は忘れてしまう…

 

最近、目の小じわクリームを顔全体に塗っているけれど、それが結構聞いていてハリを感じるの。

 

このクリームも小じわ用だからお高いけれど、

え〜い!塗るしかない!

そして次の日…

ほら効いているわ(喜)

 

 

テナントビル清掃で帰りに、あるお店の主任さんに

「満面の笑みですね」と言われて、

「ありがとうございます。帰る時間になると気持ちが出ます」と答えた。

しかし本心は違うのよ。

本当は

「実はマスク生活で口角が下がり、ほうれい線がひどくなってきてるのでいつも笑っているのですよ」…が正解なのよ。

 

 

刻まれていくシワに対抗できるのは水分量が豊かな弾力があるお肌とそれを支える顔面の筋肉。

 

顔の筋力トレーニングしてるだけなのよ。

 

先日、他の清掃現場の先輩が

「眼瞼下垂で手術するの」と話してきたのを聞いて、私の心にスイッチ入ったのよ。

 

「老化をそのままにしてはいけないのよ」と。

 

頑張るわ、ワタシ。

鍛えられるうちは鍛えるわ。

 

昭和生まれのおばあちゃんは“努力”で生きてきたのだから(大笑)

“人間模様”もあります。

ファッションビルの清掃。

 

若者から落ち着いた年代までのオシャレが満載。

 

どの方向を見てもオシャレ。

 

目の保養になりますし、気分転換になります。

ただ、自分の清掃員の姿がガラスに映ると思わず身なりを整えたりしますが(苦笑)

 

疲れた清掃おばちゃんには見られたくないのでキチンとトリートメントをするようになりました。

 

ああ、ファッションの刺激って素敵。

 

でも着こなす身長体型と、予算がないので“見るだけ〜”ですが。


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清掃員は開店前からテナント内、ホール、通路、トイレなど巡回清掃します。

 

夜になってもそれは続き、大きなテナントビルになると夜中にも掃除をしています。

レストランなど飲食店が多い場合はなおさら掃除がかかり、トイレットペーパーが無くならないようにぐるぐる回ります。

 

神経を使うのは…特にオシャレが凄いお店のガラス。

手の跡なんて許せません。

ピカピカの状態にします。

 

そして…神経を使うのは…

お店の空気がピリピリしているところ。

お客様がいるときといないときでは全く違うわ〜と思うところがあります。

 

 

と、その日によって出勤者が違う時。

あ〜今日はメンバーがいいのね、とか、

店長いないのね、とわかります。

 

私、空気が読めるので(大笑)

 

 

早い話がお店の人間模様がくっきり出ます。

 

先日の話。

バックヤード(お店の裏側の倉庫、商品置き場)で掃除をしていると、一人の女の子が泣きながら走ってきて、端っこにある机に向かって座り、わ〜っと声を出しました。

 

あ…あのテナントの…あのブースにいる子ね、とわかりましたが、

「大丈夫?」と駆け寄っていいものやら。

清掃のおばちゃんですからね…

トイレならまだしも、ここはバックヤード。

おばちゃんのテリトリーではない。

わんわん泣いているので、慰めてあげようか…と思っていると、先輩の女性が来ました。

 

 

「言いたくはなかったけれど言ってしまいました」

 

と、また泣く。

 

 

店内に出て清掃をしていると一人の先輩社員が荒々しく服を並べています。

 

あ〜この人ね、

気が立ってる空気感

 

実はこのお二人、

気が強い。

泣いている若い子はお客様に対して丁寧さに欠ける。

物腰が…硬い。

 

一方の先輩は仕事はテキパキ、説明もさすがに柔らかい。

しかし、

「そうなのね」

「それもあるわよね」など共感しない。

 

互いの心のクセのまま、

仕事という直線的な発言が“できる”と勘違いした状態で会話するので当然“自分が正しい”と強く押し込む。

 

どこにでもある女性のケンカ。

 

おばちゃんから言わせると、

「仕事なんだけどね。やることを互いしたらいいだけなんだけど感情で話すからこの結果の形になるのよ」と言いたい。

あ〜言いたい。

 

 

互いの言葉で傷つけあってできた人間模様が周囲を巻き込む…

なんてない。

 

ええ、一人しか来なかったし、

何事も無いような

“関わらない”と言う人間模様も出来上がる。

 

意見も大切だけれど、

その前に

互いの意見を一度手のひらに乗せて眺めて見たらいいのに。

ああ、こういう考え方もあるのね、って。

 

 

なぜこのお店で働きたい、と思ったか思い出して欲しいわ…

服が好きで、

ファッションが好きで、

接客が楽しくて…がほとんど。

 

そして、

誰だって最初に必ず想ったこと…

それは

「みんなと仲良く仕事できたらいいな」と言うことを。

 

 

最初の時のシンプルできれいな心の模様を思い出して欲しいな…とおばちゃんはモップを持ってバックヤードから静かに立ち去るのでした…