老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

お盆のお寺のお手伝い

お盆が来ます。

 

いずれ何かしらのことで命がつきてあの世へいくのですが、願うならば

苦痛が少なくて・・と思うばかり。

どんなに修行をされていてもみなさん通る道。

ス~~~~~~~なんてそう簡単に・・は行かないでしょうね。

息も絶え絶え、身体が痛い、心が悲しい、苦しい・・悲しい、辛い・・

家族がそばにいてもこの世を離れる孤独とこの世に思う未練との戦い。

 

人として生まれ、努力をして生きてきて、どうして最期はこんな苦痛が待っているのかしら、と思うのです。

そして少なからずや

「あのときこうしておけば」

「あの人は・・」

「あれはどうなるの?」

「なぜ私が・・」

など後悔やいろいろな思いが寝ながら繰り広げられ・・

付き添いの方も体力気力も辛い。

 

せめて最期のご褒美に

「ス~」「ぽっくり」にして頂けると本当に助かります。

天寿を静かにまっとうする・・

前世や今世の行い、徳積みなど今までのお坊様のお話や本や人づてなどで聞いている智恵の中ではまず穏やかに天寿・・などありえないと苦笑いをしながら生きています。

仏教の本を読ませていただいていますが、今までなぜ知らなかったのかしら、と後悔させられます。

(この年齢だからこそ知りたくなる、というのもあると思います)

 

もちろんまだほんの上澄みの部分をさらっと読んでいる感じです。

 

いろいろな宗派の本や著者の方を読ませていただき、あの世へ行く準備、それまでの心の持ち方など知識を少しでもいただけると幸いと思っています。

知っていれば少しは心の苦痛の荷物を減らせるかしら、とも思いますし、御先祖様のご供養の深い意味も理解できるかしら、と思っているからです。

 

お釈迦様、人やご本のご縁をありがとうございます。

そしてお寺様、御先祖様がお世話になっておりまして、ありがとうございます。

 

お坊様のお話を聞かせていただくと人として深みも加わり、

「そうなんですね・・」と心に染みます。

と、同時に

「自分の今までの行いは・・」と大反省させられます(汗)

 

お盆、お彼岸などお忙しい時期に少しお手伝いをさせていただいております。

短時間ですが、お掃除や簡単な雑用です。

お寺の専門用語がたくさんありまして、物品などの用語など覚えられませんので、他にお手伝いに来られておられる方達にお仕事の仕方を教わっております。

 

大変ですわ・・・お寺。

この時期はとても暑いこととたくさんの来客と、お盆の準備。

早足で歩かれている後ろ姿を見て、

「仏縁が深く、清らかである方こそこの大変さを乗り越えられるのですね」と思います。

 

昔はクーラーなど無かった時代。

暑さも修行の内。

 

今世でのお手伝いに感謝しております。