年を重ねるといろいろな刺激に強くなれるかしら?と思っていたら、そうでもないですね。
外を歩いていると人と人のやりとりに心が痛いわ、と思う事が多くなりました。
「そこまで言わなくても」と。
それとやっぱりテレビを見ていて泣けることですね。
前はけっこう耐えられましたが、今は無理になってきました。
かわいそう・・・
それだけで泣けます。
みなさんの「愛する人を失った」「ペットロス」「老後へ向かって不安からくるうつ」のブログなど読んでいて、うんうん、わかるわ・・
ご夫婦の悲しみ、家族・・たくさん経験済みですので、とてもわかります。
家族の一員のペットちゃんたち。
元気と癒やしをたくさんくれたお話を聞いていると悲しくて一緒に泣けます。
私も子供の時に可愛がっていた真っ白い犬や、金魚すくいで飼ってきた金魚がなついてとっても可愛かったのに・・泣きましたもの。
命がそばにいる、ということはとても癒やされ、心が温かかったでした。
毎日の出来事で過去に受けた心の傷が再燃する時だってありますもの。
穏やかに話し合えばいいことなのに、自分の思いを一方的に強い言葉で思い切り堅いボールをぶつけてきてどうするの?と思う時があります。
優しく相手に渡したり、ゆずりあえば傷みが起きることはないのに。
元々人間は優しいと思っていますし、弱いと思います。
でも弱いといういよりも、それが普通のレベルなのかもしれないわ、と思います。
優しい人に限って辛い思いをされる方も多いです。
この年齢になると家族が先にあの世へ行って、誰も身内がいない、という人も多いです。
もうそれだけで泣けます。
どれだけ寂しいか。
「気楽」という言葉がちょうど言い方も居られますが、「気楽」という言葉で自分の寂しさを隠している方もおられます。
そして一人でいても家族でいても心は寂しいですもの。
まして夫婦仲が良くなかったり家庭がごちゃごちゃしていたら。
私の気持ちをわかってくれる人がいない、
どうしてこんなに切ないの、というスイッチが入ったらもう心がズドンと落ちて、苦しくなって何もなくなって寂しくて泣いてしまいますもの。
人は人と心や立場なども理解して心とつながっているのだと思います。
どうしよう。
心療内科に行く、
行かない。
でも毎日辛い、
友達に勧められた、
ネットでも書いてあるから行ってみようかしら・・
勇気を少しだして行く。
そこでお話を少しして、あとはお薬を服用。
「もらってきたものの、飲みたくないのです」と言われる方も多いです。
ええ、わかりますよ。
飲んでいる時は不安が少し和らぎますが、人によっては薬が切れたときに
「私どうなってしまうのかしら」とまた不安に襲われますし。
その方にもよると思いますが、軽いお薬から始まって、それから少しずつもっと軽くしてもらうという方法などもありますし。
絶対に良い先生との巡り会いが大切です。
それと、加齢とホルモンのバランスがありますから、
自分が悪い、なさけない、など思わないでくださいね。
それと泣くことを止めないように。
出した方がいいです。
自律神経のバランスのためにも。
無理に笑わないように。
ストレスになってしまうので。
泣くも笑うも自然に。
その自然ができるパートナーがそばにいてくれることが大切なのだと思います。
人でもペットちゃんでも。
互いの心が互いに救い合うと思います。
お話しましょうね。
我慢することが一番悲しみが増えるのですから。