老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

一人暮らしの“暇”

 

現在、暇なお時間となっております(笑)

 

 

コロナの前は友達がよく遊びに来てくれましたが、今はパッタリ。

来てもらうにも無理でしょう。

お話屋さんのお仕事も身体を触れたりしていたので温度が伝わる対面が減り、ちょっと残念な思いがしています。

 

 いよいよ一人暮らしが飽きてきたのか、寂しくなってきたのか、

“自宅の中にいる暇”に対してウズウズ的な身体に走る違和感を感じてきました。

この症状が出てくるときは近所の猫を見て、

「猫欲しい」

「君をさらって家に連れて行きたい」という心の声が聞こえてきます。

あ・・いけない、いけない。

この猫達は地域猫

みんなの猫。

 

もともとせっせといろんなことに好奇心旺盛で、行きたいところへすぐ見に行ったりしていたのですが、それが全くできない今、都会って人が多い分、動けなくて不便かも、と思う様になったりしています。

 

元々昔から、住まいは小さい賃貸マンションかお安い田舎の家でも借りてこぢんまりと暮らし、清掃やアルバイトで老後を過ごしたい希望がありまして、温泉やリゾートで住み込みでもいいわ、と本気で考えたり、調べたり。

ほらそれならパソコンと少しの着替えを持って移動できるでしょう?

旅行先でそういうご縁があったらいいな、と思っていましたが、出会いという妄想と乙女の持つ夢の途中でこんな時代になってしまいました。

 

まさか、この年齢で一人で居るなんてね、想像もしていなかったです。

結婚して、子どもが居て、そして孫が居て・・

家族を作っていたはずですが(苦笑)

 

同じ世代以上の方達から同じ想いのお話をよく聞きますよ。

一人で暮らしているなんて思って見なかったと。

一人暮らしの気楽さは若いときだけ、年を取るとやっぱり寂しいし、いざと言うときの不安が強いと。

体調を崩した時に人間関係がよく分かりますものね。

 

 

数ヶ月前に足がご不自由な男性が歩いておりまして、荷物が重たそうだったのでお持ちしてあげました。

それを持って一緒にその方のお家へ。

玄関まで行くと寂しさが伝わってくる・・

ああ、お一人暮らしね、と。

家の中が暗いのです。

これは身体と心に来るわ・・一戸建て。

 

先週、コインランドリーにシーツ他を持って行くと70代ぐらいの男性がベンチに座っているのでご挨拶をしてお隣に座りました。

そしてしばしお話を。

男性は奥さんを亡くされ、一人暮らしでたまにここへ来て洗濯を。

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自宅でも良いけれど干して帰りたいので利用しているということ。

それと・・

「暇つぶしです」。

 

解るわ~~それ。

家に洗濯機があるのよ。

でもね・・どこかへ行きたいのよ。

私もそうなのですから。

 

コロッケが食べたいから冷凍コロッケを買っているのよ。

チンしたらいいだけなのに、わざわざコンビニへ行って買ってくるのよ。

その理由は

「誰かと話したいから」なの。

 

暇が寂しさに変わっていく感覚が・・老後のこのなんとも言えない寂しさなのですものね。

 

・・ということで、この文章を書いている途中でコンビニへ行き、御菓子を二つ買ってきて完食しております。

 

暇つぶしに御菓子を食べているので、やっぱり体重は減らないと思いますわ(大笑)

とりあえず一般サイズはキープしています。

 

老後の人生を一緒に泣いたり、笑ったり、あの世へ逝くときには腕の中で抱きしめながら相手が息を引き取るまで見送る約束をしていけるパートナーもしくは結婚相手探しも続けていきます(大願)