老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

一人暮しで歩けなくなったら…

昨日、友人と話していましてね、

彼女が

「膝が痛くなったからどうしたらいいかな?」と言うので、

「先手必勝で…膝サポーターをしておくといいし、筋肉つけなきゃね」と話すと、

「そうね…」と考えているので、

「本気で痛くなったら歩けなくなるし、一人暮らしでは誰も助けてくれないし、トイレにもいけなくなるわよ」と話すと、

「それは困る…」と真剣な考えてくれました。

そして…

「歩けなくなって、この先が不安になり

鬱になる人も見てきたから」と話しました。

 

痛い、

動けない、

一人暮らし…

誰も助けてくれない…

仕事に行けない…

お金無くなる、

この先どうなるの?

私…どうなるの…

 

病気で苦しむより怖いのは心の病気になること。

そうなったらもうどうにもこうにもならない。

「そうよね…誰も助けてくれないわよね、一人暮らしだし」…

 

 

年齢が上がれば友達も少ない。まして友達はもう高年齢。

 

「お大事にね」とか、

「元気になってね」と言葉では言ってくれるけれど本気で買物や身の回りまでしてくれる人はほとんどいない。

 

だって自分の生活がありますし。

 

数人の仲良しグループで老後を過ごしていく番組があって、

そのうちの一人が体調を崩し…

 

その途端、

「自分の事は自分でね」と突き放なされて、鬱になり、

「もう誰にも会いたくない」と泣いて、老人ホームへ入ることになり…

高齢者の女性の切ない気持ちを見たときに、

友達と言うグループで、

心を持って人と接し、本気で人に愛を注ぎ、生きている人って何人おられるかしら…と思いました。

 

いずれ順番に“人は弱る”のですから助け合いなんですけれどね…

 

病院清掃をしていたときに見てきたものは家族、親戚の深い愛。

たくさんもらい泣きました。

そして…経験したくない沸々とした重苦しい怒りや悲しみ。

 

全く身内がいない高齢者の男女ともお話もしてきました。

「良い家族に恵まれないのであれば一人の方が楽。後は市に任せられるから」。

 

 

一人暮しで体調を崩し、入院。

老先が短い人が多いです。

「一人じゃ何もできないのよね」の言葉は心に染みました。

ええ、

悲しみさえも和らげないですものね。

 

 

友人には常日頃から

「私も一人暮しだから何かあったら連絡してね」と話しています。

そして今回付け足したのは…

「病院でほとんどの患者さんが言っていた言葉はね、“歩きたい”なの、最後の最後はみんなそういうの。歩けるのが最高の幸せだと私は知ったの」。

 

足、腰、膝…

なんとしてでも歩けるように筋肉をつけましょう。

今のうちに変な歩き癖を治しておきましょう。

 

それと…

体調を崩したときに買物は大変だから食料品の備蓄はしておきましょう。

 

仕事から帰ってきてご飯を作るのは大変だからまとめて冷凍しておきましょう。


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体力温存。

筋肉貯筋!

そして…

楽しいだけの友達ではなくて“生きる”を共に語れる友達を作りましょうね。