老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

バカの壁に学ぶ

へそ曲がりなのか、本屋さんでベストセラーと言う文面を見るとわざと見ないようにしている私。

 

どうしても“本屋さんや出版社さんのの戦略”でしょ?とか、想像するのよね。

そんなことをわざわざ考えなくてもいいのに。

すなおじゃないわ。私(苦笑)

 

 

仕事も

通勤途中も、

普段のお買い物も、

とにかく日々たくさんの人を見ていながら生きている私達。

 

 

何故そこでもめる?

何故そんな会話になる?

 

なんていつも思いながら人々のそばを通過していました。

 

 

おばさん達の会話は

「わかんないわ、あの人」と成るけれど、

会社員さんの会話に

「あいつはバカだ」

「アホじゃないの?」など相手の能力を“評価、決定”し、卑下する言葉を多く聞く。

 

バカ、ね…

私達の時代には使ってはいけない言葉だったけど、

感情がある程度までの水準に来るとこんな公共の場所でも使う時代なのね…と冷静におばさんは聞いている。

 

バカか…

単純に自分の中で復唱していました。

 

そしてその数日後、テレビで養老孟司先生とある男性がお話をしているのを見て、

その男性が

「幸せってなんでしょうか?」のような質問をされたとき、先生は

「そういうことを考えないことです」と一言。

なんか、それってわかる!と心に来ました。

 

「あ、そうね、バカの壁を読んで見ようかしら」と心が決まり、

 

図書館?

電車代がかかるわ。

 

とりあえず本屋さんへ。

店員さんを見つけ、場所を聞こうとすると、あら、店員さんの目の前にあるわ。

 

ちょっと立ち読み…

ちょっと難しいかな、

でもじっくり読みならわかるかも。

うんうん、これなら面白そう。

 

中古で買おう。

帰宅してからAmazonで検索。

あら、100円未満で買えるわ。

え〜っと送料込みで…

二日後到着予定ね。

 

…そして到着。 

安いし、綺麗。

よしよし。

 

コーヒーとお菓子を用意して読書開始。


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私は普段凄く速読するタイプですが、

養老孟司先生を何回かテレビでお話をしているのを見ていて、

先生のタイプなら、じっくり読み込みながら進めるのが得策と感じ、超ゆっくりと読み進めています。

 

題名が「バカの…」なのでとにかく理解することを重視。

 

簡単に言うと先生が音されているのを聞いているぐらいな感じで。

 

ネタバレをするつもりはないので内容は書きませんが、

自分が持っていた“何故”の理由がわかりました。

うん、わかると面白い。

面白いので先を早く読みたくなる。

そのような本です。

 

自分の考え方や角度が変わると思います。

自分のバカさに気が付きます(苦笑)

さすがに平成で一番売れた本ですね。

 

 

読み終わったらまた古本屋さんに売ります。