カフェも喫茶店も大好きなの。
家とは違う雰囲気と、
ひとりの空間と周りの人達との空間を自分の気持ち次第で自分勝手に仕切れるし、
自宅とは違い、目線を変えるだけで気持ちの切り替えができるから。
喫茶店に入り、二人掛けの椅子に座って古本屋さんで仕入れてきた本を読んでいました。
後ろに気配がしたのですっと振り返ってみると、帽子をかぶった30代後半ぐらいの男性が2人座りました。
見てすぐに、
自宅はちょっと築年数が古いけれど、それをうまく工夫してナュラルな空気の中に
植物の緑とアイアンの小物や海外の本があって、
おしゃれな男性が
自然感覚にあふれるおしゃれな奥さんとバランスよく住んでいるでしょう~あなたという雰囲気。
超勝手な想像で、例えばこんなお部屋。
チカラが入っていなくて、
声が優しくて、
会話がきちんとして、
その年代でその仕事をしているかっこよさがいいな~と思い、
好奇心スイッチが入った私は、
加齢のため、聴力が少し落ちてきていますが、
今ある能力を精いっぱい使い、二人の男性の話を聞き取ろうとしました。
(ごめんね、おばさんだから好奇心を止めるスイッチの自制が止めなれないの)
でね、
さすがに完璧な会話は聞き取れませんでしたが、
どうやらお二人はプロカメラマン。
モデルさんを専門に撮影しているみたいで、
ひとりの男性がもう一人の男性に
現在のカメラマン事情と市場、
それと
モデルの子を撮影の時にプロモデルとして本気モードにさせるか、という
とても素晴らしい内容でした(心の中で拍手)
言葉のかけ方一つでモデルの表情が変わる、ということ。
へぇ~
へぇ~と私は何度も心の中で感心していました。
これってある意味女性の心をしっかりととらえないとできないお仕事よね、と。
もちろんこの時、読んでいる本よりず~~っと聞いている方が楽しいのでページをめくることを完全に忘れていましたね(笑)
ですから、やっぱり人の話は生の温度が最高の刺激なんですよね。
モデルさんでも仕事の意識が高い女性にはこの言葉をかけると伸びていくということも知りました。
ただ、私、私・・というモデルさんにはその言葉を勘違いする女性もいて行動を間違えるそうですよ。
確かに私がとってもモデルさんの美しさでモデルとして撮影されているときに
その言葉を言われたら、どうなるかしら。
仕事は人生と直結していると思っているタイプなのできっと正しく行動できる自信はちょっとありますが、
若い時の自分なら・・どうだったかな?と思います。
どんな言葉を言うか知りたいでしょう?
ナイショにしておきます。
言葉は言葉だけで使うのではなくて、
その場の雰囲気で色も味も香りも変わると解釈している人なので。
その中で男性が
「ラブフォトグラファーが今一番需要があるって知っているかい?」と言う言葉を話していまして、
え?
ラブ・・?
ラブフォトグラファー?
おばさんな私はすぐに
え?キスの写真?
それとも二人でシーツに包まれてギリギリの写真?と想像。
え~
え~とちょっと久しぶりのそっちの刺激を感じとりまして、
すぐにスマホで単語を調べ・・
あ、そうなんだ、この写真みたいなのをそういうのね、と知りました。
むっちゃあふれ出る幸福感~!
素敵ですね。
武田鉄矢さんがカップヌードルと初めて聞いたとき、カップに入った〇ー〇の本と思っていた、という話を聞いて、笑っていた自分を思い出し、自分が自分の心の中での会話とは言え、笑える自分になったわ、と思いました。
話の流れは闇のお話へ。
本を読んでいるフリをしながら聞き耳を立てていましてね。
どこにでも良くない人は存在するし、引っかかってしまう縁を持ってしまうことを知ることとなりました。
とりあえず、気を付けましょうね、モデルさんに関わらず、一般のみなさん。
内容が深くなりそうなので私は途中で席を立ちました。
でも本心は聞きたい・・
好奇心が止まらないですが、それはそれで自制をさせないとですね。
私の人生に闇は要らないので。
良いことだけ知って、
楽しく時間を終わらせたい、それを一日の余韻にしたいと思っています。
耳を使った日には寝る前にこのマッサージをしています。
たまに“耳が痛い日”もあります(苦笑)