老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

もらいました。

年に一度の脳外科でMRI検査。

頭に1個詰まっている場所があるから。

と言ってもなんの問題も無く、無事。

 

先生から聞いているお話は

「6個詰まっても何でもない人もいるよ」

 

つまり、あたり、ハズレの問題と言うことになるということ。

 

運しかないのよね…(空を仰ぐ)

なんて思いながら待合室で待っていると周りに受診、検査の患者さん達がどんどん来る。

 

みんな足を引きずったり、

片側に寄って歩いていたり、

車椅子に乗ったり、

ほとんどの人が不自由である。

 

健康で受診できるって…有り難い。

 

MRI検査待ち。

名前を呼ばれてお着替えの検査着を貰う。

 

「耳栓使いますか?」と言われ、

「え?使ったことが無いですが…」と言いながら周りを見ると、あら、みんな耳栓してる…

 

いつの間に…

昨年はこんな耳栓なんてなかったのに…

 

まぁ…あの検査、ものすごい音を聞かされるから…辛い人も多いもね…

 

「(試しに)付けます」と返事をして、耳に付ける。


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名前を呼ばれるまで待つ、

待つ…

待つ…

 

ん、

音が聞こえづらい…

耳栓の威力ね、と思った瞬間、

ああ、耳が悪いってこんな感じなのね、とわかった。

 

遠くに誰か居る…

呼ばれてる?私??

検査の人の顔を見て、納得。

耳って、聞こえるってすごいのね。

 

さぁ検査。

う〜相変わらずすごい音のがする。

 

10分我慢。

動かない。

 

 

…終わる。

着替える。

 

検査着と耳栓を返す。

「耳栓は差し上げます」と言われる。

 

その一言でなんか嬉しくなった。

へぇ〜貰えるんだ。

 

 

あ、そうね、他人が使った耳栓…というのも変だし。

 

その後外来で待つ、

待つ…

呼ばれる。

 

今年の結果は

「隠れ…脳梗塞だもんね。

ん〜と…見ていて問題無いですよ。とにかく血圧と水分接種をしてくださいね」と言われる。

 

 

良かった…

 

とりあえず正常機能中。

 

そして次回の為の予約室へ。

 

同じ先生に診てもらっていた30代女性(普通に歩いている人)の患者さんが、

「え?次回って一ヶ月以上先?そんなに待たされるのですか?」と驚いている。

 

あ…進行形の脳の病気かな…

 

 

私が呼ばれて…

え?

1年と一ヶ月後?

「ものすごく混んでいるのです」

 

ああ…

世の中は脳の病気が増えている。

 

元気で受診できるだけ本当に幸せなんだわ、と思った。

 

 

頂いた耳栓は、

隣の住人さんが騒いでいる時か、

災害時の避難場所の生活音や就寝に使おうかしら、と思っています。