老後サバイブ〜お迎えが来るまで

シンプルな生き方でコロッとあの世へ逝くのが目標

清掃員のお仕事~草取りもあるの。

外の掃除や草取りに行く時には

「外周とへ行ってきます」と言い、ブンチリとほうきとゴミ袋(45.90リットルなど)をもって出て行きます。

ブンチリというのはこれ。

 

塵取り(チリトリ)のことです。

文化ちりとり、略してブンチリ。

 

 一戸建てに住んでいる方には必須アイテムですね。

ほうきは柄の長いものがベスト。

 

 こんなのも便利です。

 マンションでベランダや玄関などを掃くときはこれがいいと思います。

日陰に置いてくださいね。

すぐ毛先が変形して抜けていきますから。

 

 

外周があるか、無いか、現場によって全く違うので、面接のときは必ず確認してくださいね。

夏の草取りはキツイですよ。

造園会社さんの皆さん、ご苦労様です。

 環境によっては果てしなく落ち葉拾いとか、果てしなく虫との戦いなどありますし、町中ではゴミの多いところ、体内にあるものをリバースされたものなどの掃除もあります。

 

外周で少し楽しみなのは何かを発見すること。

その多くはゴミですが、今の時期なら背の高い雑草にゼミの抜け殻がありますね。

 

キャラクターグッズのキーホルダー、

カギ、ポイントカード、ハンカチ…

たまに小銭。

「年間にこつこつ拾って市役所の募金箱に入れてたわよ」とある現場のおばちゃんたちが話していました。

そして私が拾ったお金で最高額は一万円札二枚、2万円でした。

そばにいた先輩もびっくりしていましてね、もちろん交番へ行きました。

 

 

 

今の担当している現場には公園があるので草取りは必須。

一時間ほど抜き続け。

すぐ生えるけど…

 

草取りで清掃員の性格がわかりますよ。

手前からコツコツ抜く人、

気になるものだけ抜く人、

ダラダラしながら全く進まない人…

 

私のタイプはまず全体を見てそれから目立つところを抜きます。

そしてそれからまた必要性のないところを抜きます。

その繰り返しです。

ですから終わったあと、奥行きが出てサッパリ感がでます。

手前から抜いていくとしているところとしていないところが出ていて、その差を感じさせてはいけないと思ったので。

低い草ばかりのところは手前から抜きます。

 

この癖があるので一戸建てで草伸び放題のところを見ると“抜きたい衝動”がムクムクでてきてしまうのです(笑)

 

 

 

草取りはしゃがみこんでいるので体力と忍耐力がなければ続きません。

途中で辞めたくなり、いなくなるなど上手にさぼる人もいるんですよ(苦笑)

 

 

 草取りをしていると時々通行人さんに

「お疲れ様です」

「無理しないでくださいね」など声をかけられます。

 

ありがたいですわ、仕事を見ていてくださって。

そして決して無理をしてはいけないわ、と気持ちの切り替えができます。

どうしても真剣に集中してしまうとずっと下を向いたままになってしまうので。

倒れたら大変です。

 

自分の呼吸を確認しながら静かに草取りを遂行する。

 

年を重ねて確実に自覚しなから…の仕事のやり方です。

 

無理しない、

無理しない…