清掃員のおばちゃんの年代は高い。
今までで一番年齢が高い人は80代前半。
現在交流がないのでその後どうしておられるかはわからないけれど、お元気であることを祈りたい。
今の現場の最高齢は72歳(ぐらいかな?)
きちんとした年齢はなかなか教えてもらえない。
60才を超えてくると女性として年齢を言う心理で口の動きが鈍くなるのか言わなくなる。
(でも私の性格ではスパッと言い続けると思う、笑)
会話の中で
「私より2個上かな?」とか女の勘を働かせた微妙な言葉(芸能界や社会現象の会話で共感度の感覚を読む)でうまく引き出させるテクニックを持っている人たちがいるのでその人たちに聞くとほぼほぼ間違えない。
最近熱い戦いがある。
それは
「自分の方がきれいに清掃をしている」ということでアピールすることだ。
それによって自分の会社と現場の会社に対して自分の存在価値を上げようとしている努力をしている。
このめんどくさい努力を見るのもされるのもうっとうしい。
簡単なやり方として就業時間の1時間まえから来て掃除を開始している人さえいる。
理由を聞くと、
「(現場の会社の)社員さんより早く仕事をしたほうがいいでしょう?」と勝手な理由。
時給いくらで働いているか自覚ないのかな?と思う。
そしてこういう人に限って早く仕事を終わらせ、ほかの人の仕事にケチをつけまわるために歩いている。
実は早く来て、社員さんと話しをして仲良くなろうという魂胆の人もいる。
そして偽情報を流し、相手の清掃員をやめさせようとした人さえいる。
ある現場では
「ここの社員はみんな手名付けているから」という発言をしていたおばちゃんもいる。
お~怖っ!
勝手にアピールをして、ほかの人から反発を食らい、挨拶以外は言葉を交わさないぐらいにヘソを曲げあっている人などいる。
私やほかの冷めている人にとっては
「このスモールワールドの中で何をしているのよ」とか、
「暑いのに・・うっとうしいわ」となるけれど、
女性というのは一度始まったら止まらない。
相手が打ちのめされてもまだ足りない。
そのパワーを仕事に向けてくれたらいいのに、残念。
そしてなお良くないのは、
思った通りにならないと、ほかの人にストレスをぶつけてくること。
「こっちに来るよ」と予感を話すと、間違いなく
「ほらきた」となる。
人の習性はそう簡単に変わらない。
来るときは来る。
それもそのまんまに。
年を重ねると変化もしない。
いや、できないのであろう。
だからある意味、長年働いている人の言葉を借りると
「若い女性たちのもめごとよりもわかりやすくていいよ」と笑う。
確かに(苦笑)
きっと家に帰って仕事の愚痴を夫や娘、息子に言っても聞いてくれないだろう。
だって同じ話ばかりしているから。
70歳にもなると、
話の内容はほぼ一緒。
確か先週もその話をしていたな・・と思いつつ、普通に聞いている。
でもそれに気が付いてそうなりたくないから友人や趣味の会に入り会話を豊かにしている心正しき70代さんもいます。
あと数年で60歳になる私はまだちょっとは自分を感じているから、
新しいネタが仕込まれない限り、あまり人には話さない。
「前に聞きましたよ」と言われるのが現在一番つらい、いや、痛い。
今日、ある清掃の女性(60代中間)の人に
「店員さんがね」と話し始めると。
「え?玄関がどうしたって?何か問題あったの?」と言った。
あ・・・こうなるのよね。年を取るって。
痛い、痛い・・
こうなりたくない。
思い込みで聞いて会話にすることは気をつけよう。
ちゃんと耳と心は正確に聞き取れるようにしておこう。
目は見たままを感じられるけれど、耳は怪しい。
こんなんだから口頭の連絡は危険がいっぱい。
聞いた、聞かなかった、そんなの知らない、と言い返される現場の多いこと・・
一週間前、40代の男性が私にLINEを見せてきて
「意味が分からないんです」と言うので読むと
ん?どこのどの意味が?と思うような簡単な内容だった。
これでわからないのか・・と思うとこれから先のLINEのやり取りは本当に気を付けないと、と思った。
そしてこれで文面の意味理解力という意味よりも、本人が文章を読んで、自分の解釈以外のものが浮かんできたときに“意味がわからない”と答えることがあるので気を付けなければ、と思った。
お釈迦様が
「相手によって話し方を変えていた」と言う意味が本当によくわかる。
ましてこの文章を送ってきたのは10年務めている70歳の女性。
その女性に
「意味が分からない」とわかったものならなんと言われるか、お~怖っ。
でね、
ショッピングセンターで掃除をしているおばちゃんの中で70代の人が、
自分以外の人の仕事をけなすので、
何回も注意を促していたのですが、
辞めなくて。
周りからは
「ほっておけば」まで言われて。
でも仕事は楽しくしたいので、
なんとかお話をして和ませようとしたら、今度は私に向かってきて、
こりゃだめだわ、と思っていて、
そしてある日、
「痛っ!!」と声が上がったので振り向くと、
スネを抑えているあのおばちゃんがいて、
よく見ると
ショッピングバスケットを、
これ
↓
入れるこれ、
ショッピングバスケットの置台。
で、カゴが入っていないままのカラの鉄の部分に
思い切りスネをぶつけたらしく、
しばらく声が出ないで固まっている。
高さがね・・ちょうど一番痛いスネの部分に当たっているのよ。
はい、弁慶の泣き所。
つまりスネギロチン。
わかるかな?
若い人。
ギロチンはわかるよね?
昔はね、マジックショーとかでよく大根を切ったのを見せてから、観覧客の方にこの丸いところに頭を入れてもらって、刃を落として、切れないのを見せたり、
子供の時に「ベルサイユのばら」で漫画の中で見たわ。
昔の昭和の時代のお笑いで、罰ゲームにスネギロチンというのがあってね、
スネにものが当たるようにしたゲーム。
もう令和になったら一度も見たことがないけれど、
久しぶりに見たわ・・
スネギロチンと見たり、聞いただけで痛いのが体に伝わってきて、
こっちも身もだえる。
お~痛い。
それは痛いわ。
店員さんも
「大丈夫ですか?」と聞いてきて、その返答もできないぐらい痛がっている。
そうよ、そうなのよ。
それも痛いけれど、あなたが周りに言った言葉もそのぐらい痛いのよ。
きっと帰宅しても痛いのよ。
痛いってわかる?
痛いのよ。
でね、心も痛いのよ。
やっぱり人には優しくしなきゃね。
ギロチンの刑ってきついのよ。
そして神様から判決が出たのよ。
痛い刑罰、スネギロチン(きっとわかる人、感受性の高い人は笑いながら痛みを感じていると思う)
それから彼女は変わったかというとまったく変わっていない。
今日もまた自分以外の人の仕事の上げ足を取り、
残念な態度をとっている。
あのショッピングカゴを入れるものは店内にあちこちある。
あれを見るたびに
「気を付けよう、気を付けよう」と自分に言い聞かせ、
スネだけはぶつけないようにしている毎日です。
スネギロチンのほかにも、店内には普通にしていると何でもないものが武器になりうるものがあります。
商品棚の角は特に気を付けています。
そして一番危ないのは、清掃用具などおいてある倉庫です。
人の出入りが多く、店内への商品の出し入れが大変な店員さんとぶつかる危険性があるので交通事故になりうるのです。
ぶつかれば当然清掃員が不利になります。
とにかく安全運転に心がけます。
言葉も体も事故は避けたいので。