古本屋さんで見つけた一冊です。
ほとんどの人はきれいな本をお求めになられると思いますが、
私は本に関しては
人気の本はあえて買わないへそ曲がりで、
あくまでも宝さがしゲームと思っているので、
人の情がページやしおりなどに映し出されているものを購入しています。
特にこの本に入っていたしおり に惹かれて購入を決めました。
本の題名は
『これからの老い 老化の心理学』
本のページには何カ所も鉛筆で線が引いてあり、
文頭には〇や◎が付いてあります。
たぶん前か、その前の購入者の方が自分の老後のための心得を探していて、心に響いた部分に線を引いたのでしょうね。
最後のページにこんな文章が。
これ、なんと書いてあるのかわかりますか?
書き方からして年齢がじわっと読み取れるような味があるでしょう。
初めて“読了”と言う言葉を知りました。
どんな思いで書かれたのかしら?と思うとこの方が老後に向けて心の準備をされていた想いが広がります。
私、こういう本が好きなのです。
この文面を読み取られた方はコメントで教えて頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。