お休みの日に掃除をしていたら、
私があの世へ逝った時に
この家具や荷物を見た整理人が一番困ることって何かしら?と思いましてね。
ん~~と考えて、
そうね、神棚と仏壇関係よね、と思いました。
知らない人は
「う~~ん、これどうしたらいいのかしら?」ですものね。
あ、そうね、
孤独死専門の業者の方もおられるから心配しなくていいよ、と言われるかもしれませんが、
全部、ゴミにされては困るというのが「神棚、仏壇関係のモノ」です。
一気にゴミとして捨てられるのは私があちらに逝ってもバチが当たりそう。
それで書きました。
プチ遺品取説みたいなものを。
これはこっちの神社さんへお返しをお願いします。
これは〇〇寺へ、というように。
そして宅急便の送り状にその住所も書いて、お手紙を書いて、封筒に入れまして、
封筒の後ろには
「私があの世へ逝った時の神具、仏具の取り扱い説明書」と言うように。
そしてその他のものは一切がっさい、全部ゴミで結構です、と。
私ってちょっと男前?(大笑)
生きている人に迷惑をかけたくない。
これ、どうするの?
というような判断もさせたくない。
特にお経とか仏具なんてゴミ扱いをされて欲しくないので。
とりあえず書いておけば、
宅急便の送り状の伝票を書いておけば・・って面倒くさいから捨てられるかもしれないけれど、
取り合えず、ここまではしました、とあの世で神様と仏様には説明はできる。
まぁお願いを叶えてくれない人だったら、諦めるしかない。
でもその担当の人がその後どうなるか・・人としては微妙なことが起きるかもしれない。
それが日々の行い、という題名になると思う。
私の性格上
「やってくれなかった、呪ってやるぅ~」はない。
そんな暇があるなら、さっさとみんなと同じあの世の道を歩いている方が新しい出会いもあるかもしれない(笑)
書いていて気が付いたことが。
そうね、
これってあと何日しか生きられない、とわかったら自分でしておいた方がいいから、
そのためにも送り状だけは書いておくと楽かも、と。
数日後にあの世へいく体力では伝票を書く体力さえ無くなっていると思うので。
つまり、死ぬ前に神棚、仏壇は緊急整理、ということである。
まぁ、この患者さんはあと少しの命だから一日ぐらい、介助者付きで外出許可は出しましょうという感じで許可は出るだろうし。
病院に戻って、看護師さんに
「おかえりなさい。家で何をしてきたの?」と聞かれたら
「宅急便を出してきたのよ」と言うと
「え?」という顔をすると思う。
その顔とその後の会話を楽しものもまた一興かもしれない。
昔は自宅で病人の面倒をみて、
家族に囲まれて息を引き取ったものだった。
その時に、枕元には阿弥陀様が天界から雲に乗って、迎えに来ている美しい枕屏風があって、
阿弥陀様の手から長い五色のリボンが出ていて、
病人の手と心に繋がっていた。
それは
ちゃんとあの世へ逝けるように阿弥陀様がおられることを伝え、感じ、
心を安心させるものでもあった。
あの風景が一番普通の亡くなり方、と私は今でも思っている。