今日はお休み。
ちょっと気分を変えて滅多に行かない百貨店にあえてお買い物に行くことにしました。
駅に向かう途中に神社があるので、
日頃の感謝のご挨拶に、と思いまして、鳥居の前まで行くと、
神社の並びにある建物から30代前半ぐらいの男性がリュックを背負って、スマホを持って、飛び出して来て、
道路の柵に向かって
「うぁあ〜〜〜!」と泣きながら削れるように倒れました。
(この姿にリュックを背負って、スマホを左手に持ち状態)
え?
なんなん!
どうしたん?
おばさんびっくり!
あまりにも泣き叫ぶので
「どうしたの?」と思ったのですが、
ちょうど向こうから私より少し年上の女性がその姿を見ていて、
それから私に向かって
首を
スッスと横に振って
「この人にかまうんじゃない」というようなそぶりをしてくれました。
それを見て私もそれ以上は関わらないようにして、
神社の鳥居をくぐり、
後ろから先ほどの女性が入ってくるのを見ました。
男性の泣きわめく声が聞こえます。
ど、どうした?
そんなに突然泣けることがあるの?
それもその大声で。
神社でご挨拶を終えて、
鳥居を出たところで、先ほどの場所を見ると、
数名の人がずっと向こう側を見ています。
あ~さっきの男性のことで気になって出てきた人たちね、とわかりました。
その人たちと同じ方向を見ると、人はいないし。
消えたのね。
で、
何だったのでしょう?
あれだけ泣けることって。
それも公道で。
自分の記憶の限り掘り出してみました。
あのぐらい泣いたことはあったかしら?と。
ん・・・
ん・・・
一番は親が無くなった時かしら?
いやいや泣き叫んでないし。
人生は長いし、人それぞれ傷口がちがうので、
考えてみて、
愛する人を失った時とか、
裏切られたとか・・
いろいろ妄想をしながら電車に乗り、
やっぱり謎だわ、と着地して百貨店に入って行ったワタシでした。